2017年02月27日
17冊目 スター・ウォーズ 崩壊の序曲
遠い昔、はるか彼方の銀河で・・・
"ナブーの戦いから10年、銀河共和国はまさに崩壊の危機に瀕していた。
辺境惑星アンシオンでは、同惑星を共和国から脱退させることで、共和国を解体に追い込むという計画が秘密裏に進んでいた。
この動きを察知した元老院とジェダイ評議会は、オビ=ワンとアナキンをはじめ、4人のジェダイをアンシオンに派遣した・・・"
今回は前回のジェダイ・クエスト10から1年後、エピソード1から10年後の物語でアナキンは19歳です。
さて、前回のジェダイ・クエスト10では、オビ=ワンがジェダイの宿敵グランダ・オメガを殺してしまったことを善しとはしませんでしたが、こちらの崩壊の序曲ではさして強敵でもない下っ端なんかもけっこう簡単に殺してます・・・
また、アナキンに関してもジェダイ・クエストで垣間見えた闇の部分があまりなく、せいぜい思っていることをそのまま口にしてしまったり、すぐに戦いたがる傾向がある程度ではなかったかと・・・
やはり著者の異なるブリッジノベルにおいてはズレが生じるようです・・・
さて、今回の物語はジェダイの使命とはやはり平和的な解決であると再確認いたしました。
そのためにジェダイ・ナイトの資質として重要なのが調停能力です。
その点、アナキンやバリスといったパダワンはライトセーバーの技術はマスターを納得させられるレベルであっても、調停能力に関してはまだまだマスターには及ばないといった印象を受けます。
で、今回のストーリー展開はわりとハッピーエンド的な、というか危機の乗り越えかたが明るかったり、ジェダイチームの適役となるソアーグ・ザ・ハットやその執事であるオゴムーアなどのセリフがコミカルだったりと、全体的にライトな印象を受けました。
さて、今回もジェダイの生き様をひとつご紹介します。
ルミナーラ・アンドゥリのパダワンであるバリスが結果オーライ的な状況になった時、アナキンは、「あのとき、ぼくがもっとしっかりしていれば・・・」と反省したところ、バリスはマスター・ヨーダの言葉を借りてこう言います。
「マスター・ヨーダもおっしゃってるでしょう、人生にはたくさんの分れ道がある、どの道を選ぶにせよ、選んだ道を最上と思うのがいちばんだって。」
フォースがともにあらんことを・・・
読んでみたい方はこちらからどうぞ
⇒スター・ウォーズ崩壊の序曲 (Lucas books)
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