2017年02月23日
16冊目 スター・ウォーズ ジェダイ・クエスト10 最後の対決
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遠い昔、はるか彼方の銀河で・・・
"元老院襲撃事件によって、ジェダイ評議会はグランダ・オメガを最重要問題と決定し、オメガ追跡のためのジェダイ連合チームを惑星コリバンへ派遣することにした。数千年の昔、シスの本拠地であったその星には古代シス卿たちの眠る墓があり、いまだにフォースの暗黒面の力が残る危険な場所である。いやがうえにも緊張感が高まる中、評議会はもうひとつの決定事項を発表した。それは、アプレンティスの騎士昇格選考を現行よりも早めるというもので・・・"
今回も前回同様にエピソード1から9年後の物語で、アナキンは18歳です。
さて、今回は5年にわたるジェダイ・クエストシリーズの完結編になります。
で、この物語ではジェダイ騎士昇格選考を早めるというジェダイ評議会の決定がくだり、まずその選考資格を得たのが、アナキンがライバル視する、フェラス・オリンでした・・・
これに対してアナキンの心は大きく乱れます・・・
ジェダイ・クエストシリーズの過去5年間をとおしてアナキンも少しは精神的に成長したのかと思いきや、まだまだ未熟・・・
というか、「お前、まだわかんねーの?」
と言いたくなります・・・
さて、今回はオビ=ワンがジェダイの考える正義とは何かを語っているところをご紹介します。
ジェダイの宿敵ともいえるグランダ・オメガを追いつめたオビ=ワンは戦闘の末、グランダ・オメガの命を奪いました。
しかし、オビ=ワンはそれを善しとはしませんでした。
これに対してアナキンは・・・
「この任務の成果は、大きな敵を打ち負かしたということでしょう。マスターがあいつを倒すのをしっかりみました。」
と言います。
これに対しオビ=ワンは・・・
「それはおまえに満足を与えるたぐいの行為ではない、わが若きパダワン。」
と返します・・・
そして・・・
「わたしは命を奪った。」
さらにアナキン・・・
「でも、それは最後の手段でした。そのおかげで、銀河から大きな悪が除かれたのです。だからこそ、あれは必要な行為であり、正義だったのです。」
そしてオビ=ワン・・・
「必要、たしかにそのとおりだ。しかし正義か?」
「それは軽々しく振りまく言葉ではない。われわれにはなにが正しいか、それをいうことはできない。ただ、最善を尽くすだけだ。」
フォースがともにあらんことを・・・
読んでみたい方はこちらからどうぞ
⇒[ジェダイ・クエスト-10] 最後の対決 (LUCAS BOOKS)
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