2022年03月07日
sorajiroの介護(高齢者に多い疾患、脳血管疾患の特徴)
こんにちは!
今回は知っておいたほうがよい病気。
脳血管疾患についてです
脳血管疾患とは、脳の血管の血流障害によって、脳細胞に栄養が届かなくなり、脳細胞が死んでしまう病気です。突然手足がしびれたり、話せなくなったり、意識がなくなったりすることから、脳卒中と昔から呼ばれているそうです。
脳血管疾患は、「がん」「心疾患」「肺炎」とともに日本人の死亡原因の上位に入っています。そして、一命をとりとめたとしても何らかの後遺症を残すことが多く、要介護状態になる要因の一つです。
ひぇ〜
<脳卒中の言葉の由来>
脳が卒然として(急に)悪い風に中る(当たる)ために起こる病気
●脳血管疾患の種類
脳血管疾患は、脳の血管が詰まることによって起こるものと、脳の血管が破れることによって起こるものに分けられます。
脳卒中→血管が詰まる→脳梗塞(脳血栓、脳塞栓)
→血管が破れる→脳出血、くも膜下出血
●脳梗塞の症状
脳梗塞は、脳に栄養や酸素を送る血管が詰まって、脳細胞がしんでしまう病気です。この脳梗塞が起こる原因によって、脳血栓と脳梗塞の2種類に分けられます。
最も多い症状は、阪神のまひやしびれ、言語障害、めまいやふらつき、視野が欠ける、物が二重に見えるなどです。麻痺や言語障害の後遺症により、介護が必要になるこどが多くなります。
・脳血栓→動脈硬化によって脳の血管が狭くなったところに、血小板や血液の塊(血栓)が詰まる
・脳梗塞→心房などの他の臓器でできた「血液・脂肪・組織片」などの塊(栓子)が詰まる
POINT!
・脳梗塞は再発しやすく、再発するごとに症状が重くなるといわれています。高齢者の場合、脱水により血液の流れが悪くなることで再発しやすくなります
・介護職は、脳梗塞の既往がある利用者の食事や水分の摂取量に注意が必要です
●一過性脳虚血発作の症状
一時的に血管が詰まり、半身の麻痺やしびれ、ろれつがまわらない、めまいやふらつきなどの症状が出るものの、血流が回復し、症状が10〜15分、長くても24時間以内に治まるものを一過性脳虚血発作といいます。脳梗塞の前触れともいわれ、回復しても注意が必要です。
●脳出血の症状
脳の血管が破れ、脳内に出血する病気です。出血部位や出血量によりそれぞれ症状や程度が異なりますが、突然の頭痛、吐き気、片麻痺、意識障害が見られ、出血が多量の場合は、死に至ることがあります。
POINT!
・加齢とともに動脈硬化が進み、動脈の弾力性が低下します。そのため、血管に高い血圧が加わると、血管が耐えられずに破れて出血します。このため、高血圧や糖尿病などを抱える利用者は注意が必要です。
●くも膜下出血の症状
脳を覆っている3層の膜(軟膜、くも膜、硬膜)のうち、くも膜と軟膜の間にある動脈瘤が破れ、膜と膜の間にあふれた血液が脳全体を圧迫します。
突然、ハンマーで殴られたような激しい頭痛と嘔吐が特徴で、死に至ることもあります(怖い)
脳の病気は本当に突然で怖いですね。
次回はケアのポイントです
今回は知っておいたほうがよい病気。
脳血管疾患についてです
高齢者に多い疾病(脳血管疾患)の特徴
脳血管疾患とは、脳の血管の血流障害によって、脳細胞に栄養が届かなくなり、脳細胞が死んでしまう病気です。突然手足がしびれたり、話せなくなったり、意識がなくなったりすることから、脳卒中と昔から呼ばれているそうです。
脳血管疾患は、「がん」「心疾患」「肺炎」とともに日本人の死亡原因の上位に入っています。そして、一命をとりとめたとしても何らかの後遺症を残すことが多く、要介護状態になる要因の一つです。
ひぇ〜
<脳卒中の言葉の由来>
脳が卒然として(急に)悪い風に中る(当たる)ために起こる病気
●脳血管疾患の種類
脳血管疾患は、脳の血管が詰まることによって起こるものと、脳の血管が破れることによって起こるものに分けられます。
脳卒中→血管が詰まる→脳梗塞(脳血栓、脳塞栓)
→血管が破れる→脳出血、くも膜下出血
●脳梗塞の症状
脳梗塞は、脳に栄養や酸素を送る血管が詰まって、脳細胞がしんでしまう病気です。この脳梗塞が起こる原因によって、脳血栓と脳梗塞の2種類に分けられます。
最も多い症状は、阪神のまひやしびれ、言語障害、めまいやふらつき、視野が欠ける、物が二重に見えるなどです。麻痺や言語障害の後遺症により、介護が必要になるこどが多くなります。
・脳血栓→動脈硬化によって脳の血管が狭くなったところに、血小板や血液の塊(血栓)が詰まる
・脳梗塞→心房などの他の臓器でできた「血液・脂肪・組織片」などの塊(栓子)が詰まる
POINT!
・脳梗塞は再発しやすく、再発するごとに症状が重くなるといわれています。高齢者の場合、脱水により血液の流れが悪くなることで再発しやすくなります
・介護職は、脳梗塞の既往がある利用者の食事や水分の摂取量に注意が必要です
●一過性脳虚血発作の症状
一時的に血管が詰まり、半身の麻痺やしびれ、ろれつがまわらない、めまいやふらつきなどの症状が出るものの、血流が回復し、症状が10〜15分、長くても24時間以内に治まるものを一過性脳虚血発作といいます。脳梗塞の前触れともいわれ、回復しても注意が必要です。
●脳出血の症状
脳の血管が破れ、脳内に出血する病気です。出血部位や出血量によりそれぞれ症状や程度が異なりますが、突然の頭痛、吐き気、片麻痺、意識障害が見られ、出血が多量の場合は、死に至ることがあります。
POINT!
・加齢とともに動脈硬化が進み、動脈の弾力性が低下します。そのため、血管に高い血圧が加わると、血管が耐えられずに破れて出血します。このため、高血圧や糖尿病などを抱える利用者は注意が必要です。
●くも膜下出血の症状
脳を覆っている3層の膜(軟膜、くも膜、硬膜)のうち、くも膜と軟膜の間にある動脈瘤が破れ、膜と膜の間にあふれた血液が脳全体を圧迫します。
突然、ハンマーで殴られたような激しい頭痛と嘔吐が特徴で、死に至ることもあります(怖い)
価格:4,480円 |
脳の病気は本当に突然で怖いですね。
次回はケアのポイントです
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/11295535
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック