2022年04月15日
sorajiroの介護 試験や実践にも役に立つ「老化に伴う心身変化」
おはようございます!
昨日は、12時くらいに就寝しましたが、きっかり5時には目覚めてしまいましたこれも老化現象でしょうか?
天気はそんなに良くないみたいですね。雨時々止む。だそうです。
明日はお休みの人は多いかもしれません。今日一日頑張りましょう
では、今回は老化に伴う心身の変化です。
1.老化に伴う心身の変化
老化に伴う心身的変化には個人差がみられ、次のようなものがあります。
@感覚機能・・・視覚では、老眼(老視)が進むほか、視野狭窄が起こることがある。また、明暗順応の低下が起こる。聴覚では、高音域ほど聞こえが悪くなる感音性難聴が起こり、会話の識別力の低下が起こる。平衡感覚では、身体のバランスがとれずにふらつきやすく、転倒の原因となる。味覚では、食べ物の味がわかりにくくなり、濃い味付けの料理を好むようになる。
A口腔機能・・・咀嚼(そしゃく)機能・嚥下(えんげ)機能の低下がみられる。
B呼吸器機能・・・肺活量・換気量の低下が起こり、呼吸器疾患にかかりやすくなる。
C運動機能・・・敏捷性(びんしょうせい)の低下、筋肉量・骨量の減少、筋力(特に下肢)の低下、関節可動域の縮小がみられ、骨折を起こしやすくなる。
D精神機能・・・記憶力の低下が起こり、疎外感や孤立感をもちやすい。
E循環機能・・・血管の弾力性が低下し、不整脈が増加する。
F消化・排泄機能・・・ぜん動運動機能の低下、尿失禁や便失禁を起こしやすくなる。
G生殖機能・・・男性(女性)ホルモンの減少、女性は月経停止が起こり、男性は前立腺肥大が起こりやすい。
H免疫機能・・・免疫機能の低下、感染症に罹患(りかん)しやすく、重症化しやすい。
➉バイタル・・・基礎代謝や体温調節中枢の機能低下などが体温維持機能に影響する。低体温(33〜34℃)になる傾向がある。
2.高齢者の疾患の特徴
高齢者の疾患は生理的老化の影響を強く受けており、@全身状態が悪化しやすい・疾患が重症化しやすい、A複数の疾患を合併している場合が多く、慢性化しやす、B個人差が大きく、症状が非典型的である、C薬剤の副作用が起こりやすくなる、D環境因子の影響を受けやすい、E潜在的な臓器障害が多い、Fうつ症状を伴うことがある、GQOLへの影響が大きい、という特徴があるとされています。
3.フレイル、サルコペニア
フレイル(虚弱)は、高齢になって、筋力や活動が低下している状態です。健康と病気の中間的な段階で、@体重減少(低栄養)、A歩行速度の低下、B握力の低下、C疲れやすい、D身体活動レベルの低下のうち3項目以上あればフレイルとみなされます。
進行すると寝たきりや生活不活発病(廃用症候群)になりやすくなります。
サルコペニア(筋肉減弱症)は、@加齢に伴う骨格筋(筋肉)の減少に加え、A筋力の低下、B身体能力の低下のいずれかを伴う場合に、サルコペニアと診断されます。
★明暗順応
暗い場所から明るい場所に出たときに、明るさに目が慣れることを明順応、逆に暗さに目が慣れることを暗順応という。
★PEM(タンパク質・エネルギー低栄養状態)
食欲や摂食・嚥下機能の低下により食事摂取量が低下し、身体を動かすのに必要なエネルギーや身体の組織をつくるたんぱく質が不足している状態。体重の減少が見られる。
身体の変化には個人差があるんですね。同じ年齢でもピンピンしている人や寝たきりになっている人がいるので納得です。
以上、何か役に立てればうれしいです。
最後まで御覧くださり、ありがとうございました。
今日一日皆様が健康で幸せな一日でありますように
昨日は、12時くらいに就寝しましたが、きっかり5時には目覚めてしまいましたこれも老化現象でしょうか?
天気はそんなに良くないみたいですね。雨時々止む。だそうです。
明日はお休みの人は多いかもしれません。今日一日頑張りましょう
では、今回は老化に伴う心身の変化です。
1.老化に伴う心身の変化
老化に伴う心身的変化には個人差がみられ、次のようなものがあります。
@感覚機能・・・視覚では、老眼(老視)が進むほか、視野狭窄が起こることがある。また、明暗順応の低下が起こる。聴覚では、高音域ほど聞こえが悪くなる感音性難聴が起こり、会話の識別力の低下が起こる。平衡感覚では、身体のバランスがとれずにふらつきやすく、転倒の原因となる。味覚では、食べ物の味がわかりにくくなり、濃い味付けの料理を好むようになる。
A口腔機能・・・咀嚼(そしゃく)機能・嚥下(えんげ)機能の低下がみられる。
B呼吸器機能・・・肺活量・換気量の低下が起こり、呼吸器疾患にかかりやすくなる。
C運動機能・・・敏捷性(びんしょうせい)の低下、筋肉量・骨量の減少、筋力(特に下肢)の低下、関節可動域の縮小がみられ、骨折を起こしやすくなる。
D精神機能・・・記憶力の低下が起こり、疎外感や孤立感をもちやすい。
E循環機能・・・血管の弾力性が低下し、不整脈が増加する。
F消化・排泄機能・・・ぜん動運動機能の低下、尿失禁や便失禁を起こしやすくなる。
G生殖機能・・・男性(女性)ホルモンの減少、女性は月経停止が起こり、男性は前立腺肥大が起こりやすい。
H免疫機能・・・免疫機能の低下、感染症に罹患(りかん)しやすく、重症化しやすい。
➉バイタル・・・基礎代謝や体温調節中枢の機能低下などが体温維持機能に影響する。低体温(33〜34℃)になる傾向がある。
2.高齢者の疾患の特徴
高齢者の疾患は生理的老化の影響を強く受けており、@全身状態が悪化しやすい・疾患が重症化しやすい、A複数の疾患を合併している場合が多く、慢性化しやす、B個人差が大きく、症状が非典型的である、C薬剤の副作用が起こりやすくなる、D環境因子の影響を受けやすい、E潜在的な臓器障害が多い、Fうつ症状を伴うことがある、GQOLへの影響が大きい、という特徴があるとされています。
3.フレイル、サルコペニア
フレイル(虚弱)は、高齢になって、筋力や活動が低下している状態です。健康と病気の中間的な段階で、@体重減少(低栄養)、A歩行速度の低下、B握力の低下、C疲れやすい、D身体活動レベルの低下のうち3項目以上あればフレイルとみなされます。
進行すると寝たきりや生活不活発病(廃用症候群)になりやすくなります。
サルコペニア(筋肉減弱症)は、@加齢に伴う骨格筋(筋肉)の減少に加え、A筋力の低下、B身体能力の低下のいずれかを伴う場合に、サルコペニアと診断されます。
★明暗順応
暗い場所から明るい場所に出たときに、明るさに目が慣れることを明順応、逆に暗さに目が慣れることを暗順応という。
★PEM(タンパク質・エネルギー低栄養状態)
食欲や摂食・嚥下機能の低下により食事摂取量が低下し、身体を動かすのに必要なエネルギーや身体の組織をつくるたんぱく質が不足している状態。体重の減少が見られる。
身体の変化には個人差があるんですね。同じ年齢でもピンピンしている人や寝たきりになっている人がいるので納得です。
以上、何か役に立てればうれしいです。
最後まで御覧くださり、ありがとうございました。
今日一日皆様が健康で幸せな一日でありますように
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