2022年03月06日
sorajiroの介護の知識を身につけよ(認知症の種類と特徴)
こんにちは!
今日はお休みで、朝から大好きな編み物をしておりました。編み物をしていると時間があっという間に過ぎてしまいます
編み物中毒と言ってもいいかもです。
さて、今回は認知症の種類について調べてみました。
ざっとでも目を通しておいておくと、何かの時に役に立つと思います。
認知症を引き起こす病気はたくさんありますが、最も多いのはアルツハイマー型認知症といわれています。そのほか、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などが主な疾患として挙げられます。
<アルツハイマー型認知症>
脳にアミロイドβというたんぱく質が蓄積して、脳全体が委縮するのが原因で発症すると考えられています。(現在はアミロイドβが蓄積していても認知症の症状が出ていない人もいる)
症状
・物忘れが徐々に悪化していきます。人や物の名前を忘れたり、最近の出来事を忘れてしまいます。
・場所や時間などがわからなくなり、徘徊、夜間せん妄、介護への抵抗などが見られます。
・進行すると、コミュニケーションを取れなくなります。日常生活全般に介助が必要となり、やがて寝たきり状態になります。
<レビー小体型認知症>
レビー小体というタンパク質が大脳皮質に現れ、神経細胞の変性が起こることが発症の原因だと言われています。
症状
・歩きにくい、動きが緩慢、手がふるえるなど、パーキンソン病に似た運動障害が見られます。
・とてもリアルな幻視が現れることが大きな特徴です。等身大の人間が部屋に入ってきた映像が現実のように生々しく見えたり、幻聴が見られます。
<前頭側頭型認知症(ピック病)>
脳の「前頭用」と「側頭葉」に委縮が起こるため引き起こされる認知症が、前頭側頭型認知症です。「ピック病」は、前頭側頭型認知症の一つです。
前頭葉は、理性的で正常な生活が送れるように人の感情を制御しています。側頭葉は、味覚や聴覚、記憶力、判断力をつかさどっています。これらの部位が障害されることで、さまざまな行動障害が現れます。
症状
・抑制や感情のコントロールができなくなり、自己中心的な人格に変わり、周りとのトラブルが多くなります。また、社会的規範への関心や自制心が低下していき、万引きなどの違法行為が見られることもあります。
・毎日同じ時間に起き、同じ時間に家を出て、同じ道を通って決まったところに行くなど、決まった時間に同じ行動を繰り返すようになります(常道的行為)
<脳血管性認知症>
脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患によって起こる認知症です。
症状
・障害を受けた脳の部位によって出る症状が異なるのが特徴です。正常な部分も残っているため、「記憶力は低下している」が「判断力は保たれている」というように、症状がまだら状に現れます。
・意欲の低下や自発性の低下、物事への無関心、記憶力の低下、感情失禁が見られます。
※感情失禁:感情のコントロールがうまくいかず、些細なことで、喜びや怒りなどの感情が正常の人々よりも簡単に多く出てしまうこと
最後まで読んでくありがとうございました
次回も、介護の知識をアップさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
今日はお休みで、朝から大好きな編み物をしておりました。編み物をしていると時間があっという間に過ぎてしまいます
編み物中毒と言ってもいいかもです。
さて、今回は認知症の種類について調べてみました。
ざっとでも目を通しておいておくと、何かの時に役に立つと思います。
認知症の種類と特徴
認知症を引き起こす病気はたくさんありますが、最も多いのはアルツハイマー型認知症といわれています。そのほか、脳血管性認知症、レビー小体型認知症などが主な疾患として挙げられます。
<アルツハイマー型認知症>
脳にアミロイドβというたんぱく質が蓄積して、脳全体が委縮するのが原因で発症すると考えられています。(現在はアミロイドβが蓄積していても認知症の症状が出ていない人もいる)
症状
・物忘れが徐々に悪化していきます。人や物の名前を忘れたり、最近の出来事を忘れてしまいます。
・場所や時間などがわからなくなり、徘徊、夜間せん妄、介護への抵抗などが見られます。
・進行すると、コミュニケーションを取れなくなります。日常生活全般に介助が必要となり、やがて寝たきり状態になります。
<レビー小体型認知症>
レビー小体というタンパク質が大脳皮質に現れ、神経細胞の変性が起こることが発症の原因だと言われています。
症状
・歩きにくい、動きが緩慢、手がふるえるなど、パーキンソン病に似た運動障害が見られます。
・とてもリアルな幻視が現れることが大きな特徴です。等身大の人間が部屋に入ってきた映像が現実のように生々しく見えたり、幻聴が見られます。
<前頭側頭型認知症(ピック病)>
脳の「前頭用」と「側頭葉」に委縮が起こるため引き起こされる認知症が、前頭側頭型認知症です。「ピック病」は、前頭側頭型認知症の一つです。
前頭葉は、理性的で正常な生活が送れるように人の感情を制御しています。側頭葉は、味覚や聴覚、記憶力、判断力をつかさどっています。これらの部位が障害されることで、さまざまな行動障害が現れます。
症状
・抑制や感情のコントロールができなくなり、自己中心的な人格に変わり、周りとのトラブルが多くなります。また、社会的規範への関心や自制心が低下していき、万引きなどの違法行為が見られることもあります。
・毎日同じ時間に起き、同じ時間に家を出て、同じ道を通って決まったところに行くなど、決まった時間に同じ行動を繰り返すようになります(常道的行為)
<脳血管性認知症>
脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患によって起こる認知症です。
症状
・障害を受けた脳の部位によって出る症状が異なるのが特徴です。正常な部分も残っているため、「記憶力は低下している」が「判断力は保たれている」というように、症状がまだら状に現れます。
・意欲の低下や自発性の低下、物事への無関心、記憶力の低下、感情失禁が見られます。
※感情失禁:感情のコントロールがうまくいかず、些細なことで、喜びや怒りなどの感情が正常の人々よりも簡単に多く出てしまうこと
価格:1,064円 |
最後まで読んでくありがとうございました
次回も、介護の知識をアップさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
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