2022年11月17日
104歳!大往生!永眠しました。エンジェルケアとは?介護初心者
こんにちは!
久々の投稿ですが、ちょっとバタバタしてまして
最近は、勤め先がクラスターを起こしたり、昨日は兄から連絡があり、母(認知症)の保険証の支払が出来ていないと一緒に住んではいない私に聞いて来たりもうこの兄はどうしたものか?ちょっと悩みどころですね。
そんな、こんなで、気持ちがなんだか落ち込み気味でした。
あっ、それとね
104歳の患者さんが先日、永眠いたしました。
出勤すると、ベッドは空でした。
その患者さんは、100歳超えても食事もご自分で少しずつですが摂っていましたし、甘いものが好きで、おやつには必ずケーキが付きます。
そのケーキをいつも美味しそうに召し上がっていました。
お茶が嫌いでいつもカルピス!
昨今では、砂糖が身体に悪いということが分かって、私も極力取らないようにしてますが、その患者さんがいつも甘いケーキを毎日食べて、水分はカルピス!だけどこんなに長生きできるのですね。
何が身体にいいのか、悪いのか?なんだか分からなくなってきます
何事も適量と言うことですね!
病院や施設で患者さんが亡くなった時に、看護師と介護士でエンゼルケアを致します。このエンゼルケアとはどんなものなのでしょうか?
エンゼルケアとは
エンゼルケア(After Death Care、End of Life Care)とは、死後に行う処置、保清、エンゼルメイクなどの全ての死後ケアのことで、逝去時ケアとも呼ばれます。病院であれば、患者が亡くなった後、お見送りするまでを含めていいます。以前は、死後処置と呼ばれたこともあります。一般に、エンゼルケアと呼ばれるが、エンジェルケアではありません。
エンゼルケアの手順
エンゼルケアでは、主に口腔・眼内ケア、開口への対応、全身保清、更衣、冷却などを行います。まず、点滴などの挿入物を抜き、傷があれば処置をします。次に、温タオルまたは洗面器に湯をはり、濡らしたタオルで清拭を行います。このとき、強く皮膚表面を傷つけないよう押さえ拭きで行い、清拭後はたっぷり保湿ローションを塗布します。
同時に洗髪、足浴を行います。以前は身体の穴(耳、鼻、口、肛門など)に綿を詰めていましたが、最近では行わない施設も増えています。必要な場合は、専用のゼリーを使用することもあります。また、臨終前から鼻出血が続いている場合などは、一時的に栓をすることを目的として綿を詰めることもあります。
陰部洗浄の後はオムツを使用し、汚物による寝衣汚染を防ぎます。保清が終了した後は新しい衣服に着替えますが、装飾品や着物など家族が希望するものがあれば使用します。浴衣を着る場合は、「左前身頃」「縦結び」となるようにします。
エンゼルメイク
病院や施設などで患者が死亡した際に、顔色や表情などを看護師や介護士がメイキャップで手直しする行為を指します。「死後の処置」の言い換えではあるが、正式な専門用語ではなく。"angel"のカナ表記の揺らぎの影響で「エンゼルメイク」ともいうが、用語の統一はされていません。
苦悶の表情など、遺族にとって痛ましい表情に対してはこれを行うことが肝心であるとされ、病院によっては、そのための処置に予算が配分されているところもありますが、そうでない場合は、看護師が私物のメイキャップ用品を用いる事が少なくありません。
また、医薬品・診療材料メーカーにて「エンジェルキット」(死後処置セット)を用意しています!
逝去時の一般的なケアの手順
1.遺体のリスク評価と処置の選択
2.腐敗・乾燥への対応
3.クリーニング
4.口腔内・鼻腔内のケア
5.下あごの固定(閉口のケア)
6.クレンジング、髭剃り、保湿ケア
7.全身の清拭、患部・創傷の処置、ひげそり
8.衣類の着付け、整髪、メイク
9.クリーニング(温めずに行う)
エンゼルケアの意図と目的
遺体は、「人」である。- 御遺体を死体、モノと捉えるのではなく、息は引き取られたけれど、〇〇△△さんという人である、という視点に立つこと。
人は、「セルフケアする存在」(自分のことが自分でできる、日常生活行動、ADLが自分でできること。)であり、遺体は「まったくセルフケアができない状態」である。アメリカの看護学者ドロセア・オレムは、人を「セルフケアする存在」と定義した。さらに、病人は「病気によって一部セルフケアができない存在」であるから、そのできない部分を補うことが看護である、としています。
セルフケアを代理する。その人がその人であるため自分で一切できなくなったセルフケアを本人の代わりに行うことが、エンゼルケアである。
亡くなった人の権利。
広辞苑第六版には、人格権とは「人が自己の生命、身体、自由、名誉、プライバシーなどの人格的利益について有する権利」とある。亡くなった人の人格権についてはその有無について賛否両説がある。死者の名誉について定めた刑法230条2項や著作者人格権について定めた著作権法60条ほかなどから、死者の人格権を認める立場や、亡くなった人はその権利を行使できず代わりに誰がこれを行使すると定めた法律もないことから死亡時点で権利能力を失っているので死亡の時点で人格権も失われていると否定する立場もある。ただ、亡くなった人の人格権は否定されるとしても、亡くなった方の名誉など人格的利益を侵害することで遺族の人格権が侵害される場合はありうる、というのが通説である。
看護師のエンゼルケアと葬儀社のサービスと競合するのではないかと懸念される部分もあるかと思われるが、病院で行うのは「退院の準備」、有料老人ホームや介護施設で行うのは「お帰りの準備」、在宅だと「お旅立ちの支度をする前に普段どおりにすごすための準備」という言い方をする。病院や介護施設は普段らしい顔を念頭に置いているが、葬儀社は葬式という儀式(キリスト教だと、昇天式、記念式)で大勢の人に対面するためのよそ行きのメイクということになり、多少の観点のズレがあります。
結構、病院では季節の変わり目などに患者さんが亡くなることが多いかなって印象があります。
今回の患者さん、眠るように穏やかなお顔で旅立ったと聞きました。
私たちは家族ではありませんが、毎日のように顔を合わせていますので、私の気持ち的には家族に近いです。患者さんはそうは思ってはいないと思いますが。
本当に、〇〇さん、いままでありがとうございました。天国でもケーキを沢山召し上がってくださいね。
本日は最後までご覧いただきありがとうございました。
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