2022年07月14日
高齢者問題。介護難民って?その対策
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おはようございます!
今日の朝は曇っていて、ちょっと肌寒いですね。お昼ごろから雨が降り出す予定です。(神奈川県)
出勤の際は傘を持って出かけましょうね。
今回は介護難民についてお話しますね。
介護難民とは、介護が必要な「要介護者」に認定されているものの、施設に入れなかったり適切な介護サービスを受けられない65歳以上の高齢者を指します。
有識者会議の「日本創成会議」では、2015年に「2025年には全国で約43万人が介護難民になる」との予測を発表しました。
高齢化がますます進んでいく今後、誰しもが当事者に成りうる重要な課題と言えるでしょう。
◆原因
介護難民が起きてしまう理由の一つは、やはり高齢化の進展による要介護者数の増加にあります。
内閣府の「高齢社会白書(平成28年版)」によると、日本の総人口は減少しているのにも関わらず65歳以上の高齢者は年々増加しているようです。
総人口の中で高齢者が占める割合は増加を続け、2025年には人口の約3割、2060年には約4割を65歳以上が占めると言われています。
また、介護難民増加のもう一つの理由としては、やはり介護従事者の不足にあります。
介護労働安定センターの調査で、「従業員が不足している」という回答した事業所は全体の約6割に上っており、人材確保に苦心していることが分かるでしょう。
特に、介護難民が増えると予想されているのが「東京圏」と呼ばれる東京近辺の一都三県で、これは地方都市の方が介護施設が多いことが背景にあります。
◆対策
介護難民対策として国が打ち出したのが「地域包括ケアシステム」です。
これは、地域密着型で高齢者をケアする考え方で、地方自治体の「地域包括支援センター」が中心となって事業を運営しています。
必要や施設や医者を紹介してくれたり、介護の相談にも乗ってもらえるので、誰もが介護対策で利用できます。
なお、自宅で行う対策としては、以下の4点を意識すると良いでしょう。
1. 高齢者の行動に注意を払いつつ、高齢者が自発的に身体を動かすように促す
自発的に身体を動かすことで、高齢者の筋力維持に繋がり寝たきり状態になるのを予防できます。
2. 介護が必要になったケースに備えて準備する
介護の役割分担を考えたり、住宅のバリアフリーリフォームを行うなど、高齢者が元気な内に対策を進めておきましょう。
3. 要介護状態にならない内に、地方都市への移住を検討する
地方都市は介護施設が多く、受け入れ枠にも余力があることが多いので、こちらも検討する価値があります。
4. 体力維持や健康保持に留意する
自治体が主催する体操教室や認知症予防教室に参加しましょう。
少しでも自立した生活を送るためには、以上の自助努力が欠かせません。
介護難民にならないためにも、予防が一番大切ですね。
本日は最後まで御覧くださり、ありがとうございました。
今日一日皆様が健康で幸せな一日でありますように
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