2022年06月24日
私の信頼できる獣医師! 高齢者の介護に大切な排泄における身体のしくみとは?(試験対策)
おっはようございます!
今日も猫様に起こされ、朝必ず見る両学長の動画を見てます
最近の猫様、この体制が好きみたいで心を許している猫様。とっても可愛いです。
こちらの猫様、2年くらい前に腎炎で死にかけてます
運よく、とても良い獣医師に出会い今まで元気に過ごしてます
本当に良い先生なので、ちょっとご紹介させていただきます。
横浜市内にあります、「セン動物病院」です。こちらの動物病院は嘘偽りなく素晴らしい先生でした。猫様の命の恩人でございます。
もし、気になる方は検索してみてくださいね。お近くの方は是非行ってみてください。
では、介護に関連する知識「排泄における身体の仕組み」です。
1.排泄における身体の仕組み
1)尿の基礎知識
通常、尿は淡黄色または黄褐色をした無菌の透明な液体で、弱酸性(pH5〜7)です。空気に触れるとアンモニア臭がします。尿は、1日に1,000〜2,000㎖排出されます。通常、健康な人の1日の排泄回数は4〜6回ですが、疾患などにより尿量と回数に異常がみられる場合があります。1日に50〜100㎖以下の無尿、400㎖以下の乏尿、3,000㎖以上を多尿といいます。
2)排尿の仕組み
体内を流れる血液は、腎臓にある糸球体(しきゅうたい)で老廃物などがろ過されます。ろ過された老廃物は尿の基(原尿)となり、尿細管へ運ばれます。原尿には身体に必要な栄養素がまだ残っている為、尿細管で再吸収されて血管へ戻り、残りが尿となって腎杯(じんぱい)、腎盂(じんう)から尿管へ流れて膀胱に溜められます。
膀胱に尿が一定量(100〜150㎖)溜まると尿意を感じます。尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)のはたらきにより尿道は閉じられ、尿が漏れないようになっていますが、脳から排尿命令が膀胱や尿道に伝えられると、膀胱が収縮し、尿道括約筋が弛緩して、尿が対外へ排出されます。
3)便の基礎知識
便の性状や回数には、個人差があります。便の硬さを客観的に評価するための指標のひとつに、ブリストル便形状スケールがあります。ブリストル便形状スケールでは、タイプ1(硬く排便困難な便)〜タイプ7(液状便)まで段階的に分類しています。
4)排便の仕組み
食物は、口から入って咽頭を通り、ぜん動運動によって食道、胃、小腸(十二指腸、空腸、回腸)、大腸(上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸)を経て肛門から排出されます。大腸では水分が吸収され、S状結腸、直腸へ至る頃には便は普通の硬さとなって溜められ、肛門から対外へ排出されます。食物が口に入ってから便として体外へ排出されるまで通常24〜72時間かかるとされています。
直腸に送られた便がある程度溜まって直腸の内圧が高まると、脳へ刺激が伝わり便意を感じます。肛門は、不随意筋である内肛門括約筋と随意筋である外肛門括約筋で取り囲まれています。内肛門括約筋は、通常、溜まった便やガスなどが漏れないように収縮しており、便意を感じても緩むことはありません。トイレで排便の準備が整っていきむと腹圧が上がり、まず内肛門括約筋が緩み、自分の意思で動かせる外肛門括約筋も緩んで便が体外へ排出されます。排便は便意がない状態ではどんなに強くいきんでも便を排出することができません。排便の姿勢には座位が適しており前傾姿勢をとることで直腸と肛門の角度が広がり、重力に逆らうことなく排出することができます。
試験対策 ( )を埋めてみよう! 復習
◆排泄における身体の仕組み
■尿量の異常
正常値・・・1,000〜2,000㎖/日
( )・・・50〜100㎖以下/日
乏尿・・・400㎖以下/日
多尿・・・( )㎖以上/日
●体内を流れる血液は、腎臓にある( )で老廃物などがろ過され、老廃物は尿の基(原尿)となり、尿細管へ運ばれる。原尿に残っている身体に必要な栄養素は尿細管で( )されて血管へ戻り、残りが尿となって腎杯、腎盂から( )へ流れて膀胱に溜められる。
●膀胱に尿が一定量溜まると( )を感じる。脳から排尿命令が膀胱や尿道に伝えられると、膀胱が( )し、尿道括約筋が( )して、尿が体外へ排出される。
●便の硬さを客観的に評価するための指標のひとつに、( )スケールがある。このスケールでは、便をタイプ1(硬く排便困難な便)〜タイプ( )(液状便)まで段階的に分類している。
●食物が口に入ってから便として体外へ排出されるまで通常( )〜( )時間かかるとされている。
●排便の姿勢には( )が適しており、( )をとることで直腸と肛門の角度が広がり排出しやすくなる。
いかがでしたでしょうか?
排便は、高齢者にとってとても重要な行為になってきます。自分での排泄がなかな大変になってきますね。定期的にトイレ誘導したり、筋肉がどんどん減ってきたりしますので自力での排出が難しくなっている場合には浣腸や軟化剤に頼ることもありますね。
本日は最後まで御覧くださり、ありがとうございました。
今日一日皆様が健康で幸せな一日でありますように
今日も猫様に起こされ、朝必ず見る両学長の動画を見てます
最近の猫様、この体制が好きみたいで心を許している猫様。とっても可愛いです。
こちらの猫様、2年くらい前に腎炎で死にかけてます
運よく、とても良い獣医師に出会い今まで元気に過ごしてます
本当に良い先生なので、ちょっとご紹介させていただきます。
横浜市内にあります、「セン動物病院」です。こちらの動物病院は嘘偽りなく素晴らしい先生でした。猫様の命の恩人でございます。
もし、気になる方は検索してみてくださいね。お近くの方は是非行ってみてください。
では、介護に関連する知識「排泄における身体の仕組み」です。
1.排泄における身体の仕組み
1)尿の基礎知識
通常、尿は淡黄色または黄褐色をした無菌の透明な液体で、弱酸性(pH5〜7)です。空気に触れるとアンモニア臭がします。尿は、1日に1,000〜2,000㎖排出されます。通常、健康な人の1日の排泄回数は4〜6回ですが、疾患などにより尿量と回数に異常がみられる場合があります。1日に50〜100㎖以下の無尿、400㎖以下の乏尿、3,000㎖以上を多尿といいます。
2)排尿の仕組み
体内を流れる血液は、腎臓にある糸球体(しきゅうたい)で老廃物などがろ過されます。ろ過された老廃物は尿の基(原尿)となり、尿細管へ運ばれます。原尿には身体に必要な栄養素がまだ残っている為、尿細管で再吸収されて血管へ戻り、残りが尿となって腎杯(じんぱい)、腎盂(じんう)から尿管へ流れて膀胱に溜められます。
膀胱に尿が一定量(100〜150㎖)溜まると尿意を感じます。尿道括約筋(にょうどうかつやくきん)のはたらきにより尿道は閉じられ、尿が漏れないようになっていますが、脳から排尿命令が膀胱や尿道に伝えられると、膀胱が収縮し、尿道括約筋が弛緩して、尿が対外へ排出されます。
3)便の基礎知識
便の性状や回数には、個人差があります。便の硬さを客観的に評価するための指標のひとつに、ブリストル便形状スケールがあります。ブリストル便形状スケールでは、タイプ1(硬く排便困難な便)〜タイプ7(液状便)まで段階的に分類しています。
4)排便の仕組み
食物は、口から入って咽頭を通り、ぜん動運動によって食道、胃、小腸(十二指腸、空腸、回腸)、大腸(上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸)を経て肛門から排出されます。大腸では水分が吸収され、S状結腸、直腸へ至る頃には便は普通の硬さとなって溜められ、肛門から対外へ排出されます。食物が口に入ってから便として体外へ排出されるまで通常24〜72時間かかるとされています。
直腸に送られた便がある程度溜まって直腸の内圧が高まると、脳へ刺激が伝わり便意を感じます。肛門は、不随意筋である内肛門括約筋と随意筋である外肛門括約筋で取り囲まれています。内肛門括約筋は、通常、溜まった便やガスなどが漏れないように収縮しており、便意を感じても緩むことはありません。トイレで排便の準備が整っていきむと腹圧が上がり、まず内肛門括約筋が緩み、自分の意思で動かせる外肛門括約筋も緩んで便が体外へ排出されます。排便は便意がない状態ではどんなに強くいきんでも便を排出することができません。排便の姿勢には座位が適しており前傾姿勢をとることで直腸と肛門の角度が広がり、重力に逆らうことなく排出することができます。
試験対策 ( )を埋めてみよう! 復習
◆排泄における身体の仕組み
■尿量の異常
正常値・・・1,000〜2,000㎖/日
( )・・・50〜100㎖以下/日
乏尿・・・400㎖以下/日
多尿・・・( )㎖以上/日
●体内を流れる血液は、腎臓にある( )で老廃物などがろ過され、老廃物は尿の基(原尿)となり、尿細管へ運ばれる。原尿に残っている身体に必要な栄養素は尿細管で( )されて血管へ戻り、残りが尿となって腎杯、腎盂から( )へ流れて膀胱に溜められる。
●膀胱に尿が一定量溜まると( )を感じる。脳から排尿命令が膀胱や尿道に伝えられると、膀胱が( )し、尿道括約筋が( )して、尿が体外へ排出される。
●便の硬さを客観的に評価するための指標のひとつに、( )スケールがある。このスケールでは、便をタイプ1(硬く排便困難な便)〜タイプ( )(液状便)まで段階的に分類している。
●食物が口に入ってから便として体外へ排出されるまで通常( )〜( )時間かかるとされている。
●排便の姿勢には( )が適しており、( )をとることで直腸と肛門の角度が広がり排出しやすくなる。
いかがでしたでしょうか?
排便は、高齢者にとってとても重要な行為になってきます。自分での排泄がなかな大変になってきますね。定期的にトイレ誘導したり、筋肉がどんどん減ってきたりしますので自力での排出が難しくなっている場合には浣腸や軟化剤に頼ることもありますね。
本日は最後まで御覧くださり、ありがとうございました。
今日一日皆様が健康で幸せな一日でありますように
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