2011年06月17日
宝の在処
テルさんの後を追う様に
防空壕を後にした
『どこに行くんだよ!!』
私の問いかけに
『城壁跡だっ!!』
足早に私の先を行くテルさんが答えた
城壁跡になにかがある
いったいさっきの宝の地図には何が書かれていたんだろう?
今はただ先を行くテルさんを追う事しか出来ない
城山の頂上にほど近い城壁跡に二人がついたのは
夕暮れ近くだった
立ち止りテルさんがつぶやく
『鬼の角城壁より沈みし場所より
三っ島の中心に納めし候事
書き留めるもの也』
そして周りを見渡し始めた
『あれか!!』
何かに導かれるようにテルさんは歩きだした
大きな岩の前に立ち止まり
岩の上を見上げて叫んだ
『間違えねぇこれだ!!』
その大岩は天に向かって尖っている
『こいつが鬼の正体よ』
興奮気味にテルさんが言った
夕日が岩の上部に当たり
敷石の大きいものが並ぶ所へと
まるで大岩の影が導かれるように
伸びてゆく
『三っの島があれだ』
いっかくにある敷石が調度三角の形に並び
その中心に大岩の影先が止まった・・・・・
『ここを掘るんだ!!』
テルさんがその場所を掘り出した
『ちっ、手じゃらちがあかねぇ』
『なんか掘るもんを探すんだ』
と私に言うと自分も近辺を探し始めた
心が疲れたら
防空壕を後にした
『どこに行くんだよ!!』
私の問いかけに
『城壁跡だっ!!』
足早に私の先を行くテルさんが答えた
城壁跡になにかがある
いったいさっきの宝の地図には何が書かれていたんだろう?
今はただ先を行くテルさんを追う事しか出来ない
城山の頂上にほど近い城壁跡に二人がついたのは
夕暮れ近くだった
立ち止りテルさんがつぶやく
『鬼の角城壁より沈みし場所より
三っ島の中心に納めし候事
書き留めるもの也』
そして周りを見渡し始めた
『あれか!!』
何かに導かれるようにテルさんは歩きだした
大きな岩の前に立ち止まり
岩の上を見上げて叫んだ
『間違えねぇこれだ!!』
その大岩は天に向かって尖っている
『こいつが鬼の正体よ』
興奮気味にテルさんが言った
夕日が岩の上部に当たり
敷石の大きいものが並ぶ所へと
まるで大岩の影が導かれるように
伸びてゆく
『三っの島があれだ』
いっかくにある敷石が調度三角の形に並び
その中心に大岩の影先が止まった・・・・・
『ここを掘るんだ!!』
テルさんがその場所を掘り出した
『ちっ、手じゃらちがあかねぇ』
『なんか掘るもんを探すんだ』
と私に言うと自分も近辺を探し始めた
心が疲れたら
投稿者:kee|21:08