2016年08月26日
懐かしの特急ゆふDXキハ183系ディーゼルカー
2004年3月13日のダイヤ改正から、2011年1月10日まで久大本線を走っていた、特急ゆふDXのイエローカラー時代の写真を、今夜のブログでお届けいたします。
JR九州のキハ183系1000番台は1988年に誕生し、当時は特急オランダ村特急として運用されておりましたが、1992年から1999年まで特急ゆふいんの森として運用もされておりました。その後は大村線の特急シーボルトで運用され、再び久大本線の特急として、再運用されて来ました。
1号車と4号車の最前部は、パノラマ席で1+2の座席配置でした。(料金は通常期特急料金に¥200換算されました。)
パノラマ席は残念ながらリクライニングシートでは無く、固定座席のシートでしたが九州の雄大な自然を満喫できる展望で、シーズン中はパノラマ席指定券が取れない程の人気ぶりでした。
現在、キハ183系1000番台は豊肥本線 熊本〜宮地を結ぶ特急あそぼーいに充当されておりますが、今年4月14日に発生した熊本地震の影響で、豊肥本線は肥後大津〜阿蘇間が運転見合わせの為、臨時特急列車として博多〜門司港を結ぶ、あそボーイ号を運転しております。(今年9月までの運転です)またキハ183系1000番台は、今月末に日田彦山線に臨時列車として初入線し、門司港〜日田間を運転いたします。
日田彦山線も普段は普通列車のキハ40系ディーゼルカーのみなので、特急型車両のキハ183系1000番台入線は、夏休み最後のイベントとしては面白い企画の団体列車だと思います。
前述の豊肥本線 肥後大津〜阿蘇間の完全復旧には相当の時間を要しますが、キハ183系1000番台の特急あそぼーいの運転が再び見られる日を、待って行きたいと思います。
ただ折角のJR九州キハ183系なので、欲を言えば豪華列車に改造しても良いかと思います。昨年秋に誕生したキハ47形ディーゼルカー改造の「或る列車」は全車グリーン車の現代版ジョイフルトレインですが、車歴もやや若くエンジン性能も良く、防音性に優れたキハ183系1000番台を豪華列車に改造した方が、メリットも有ったのではないかと思います。
パノラマ席グリーン車・個室グリーン車・ダイニングカー(食堂車)を連結したキハ183系1000番台の、パノラマ或る列車特急あそぼーい号や、同くまがわ号として博多から鹿児島本線経由で回る旅や、長崎〜大分(別府)を結ぶ旅等も、面白いかなと思いました。
ちょっと長くなりましたが、今日はここまで。
写真は2010年12月撮影。(久大本線 湯布院〜南由布にて)
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