2016年08月27日
津幡〜倶利伽羅のアウトカーブを通過する特急はくたか号
こんにちは。東京は前線の影響で朝から雨模様の天気です。
さて以前、当ブログで北陸本線(現 IRいしかわ鉄道) 津幡〜倶利伽羅間の、アウトカーブを通過する特急しらさぎ号の写真を掲載いたしましたが、今回は特急はくたか号の写真を掲載いたします。
特急はくたか号(2代目)は1997年3月のダイヤ改正でデビューし、2015年3月のダイヤ改正まで走っていた第三セクター北越急行ほくほく線(以下 ほくほく線)を経由する、特急電車として上越新幹線の越後湯沢〜金沢・和倉温泉・福井を結んでおりました。
ほくほく線内では681系・683系電車を中心に、160kmのスピードで走行し俊足の速さで首都圏と北陸地方を結ぶ、特急電車として活躍いたしました。また線形の良い北陸本線でも、130kmのスピードで持てる能力を発揮しはくたかの名に相応しい愛称名でした。
2015年3月のダイヤ改正で、特急はくたか号は廃止され現在は、東京〜金沢を結ぶ北陸新幹線の愛称名として運転されております。なお北越急行用の681系・683系電車はJR西日本に売却され、塗装変更や車内リニューアルを受け特急しらさぎ号の編成として、名古屋〜金沢を結んでおります。(従来使用されていた、683系2000番台は特急くろしお号・同こうのとり号・きのさき号・はしだて号用として381系置き換えの為、289系2000番台・3000番台に改造されました。)
さて前回のブログでも紹介した、津幡〜倶利伽羅間の下り線アウトカーブですが、北陸新幹線開業後は特急列車も同区間は走らなくなり、IRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道車両とJR貨物のコンテナ列車のみと言う寂しい路線になりましたが、来年春にデビューするJR西日本の豪華寝台列車TWILIGHT EXPRESS 瑞風がデビューいたしますので、もしかしたら将来、北アルプスの山々や日本海を眺めて移動する旅の列車として、第三セクターのIRいしかわ鉄道・あいの風とやま鉄道も走ると思われますので、津幡〜倶利伽羅間のアウトカーブを狙っての撮影で賑わうと思います。
本日掲載した、681系北越急行色の特急はくたか号は現在見られなくなりましたが、赤いスノーラビット色は青いスノーラビット色よりも、スピード感がある塗装だと思います。特急しらさぎ号で活躍中の編成も青基調の編成で無く、赤基調のスノーラビット色でそのまま運用していたら、東海道本線や北陸本線の名古屋〜福井間で従来見られなかった、特急はくたか号専用だった証しとして、個性が出たのではないかと思うと残念な気持ちもあります。
2008年6月撮影
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