2016年08月26日
特急とかち号キハ183系
1990年9月1日のダイヤ改正で、札幌〜帯広間で運転されていた特急おおぞら号から分離され、新たに誕生した特急とかち号(現 スーパーとかち号)が誕生してから25年以上が過ぎました。
誕生当初はキハ183系のグリーン車無し編成で運転されておりましたが、翌年の1991年7月にダブルデッカータイプのキサロハ183が連結され、2階席が3列シートのグリーン車で1階席が2人用普通個室で誕生いたしました。
その後1997年3月のダイヤ改正でキサロハの車両は特急おおぞら号の編成に移行し、特急とかち号にはダブルデッカータイプのグリーン車が連結される様になりました。
2000年3月のダイヤ改正で、キハ283系の振り子式ディーゼルカーが充当され、キハ283系使用列車を特急スーパーとかち号とし、キハ183系使用列車は特急とかち号で運転される様になりました。
2007年10月のダイヤ改正ではキハ261系1000番台が新たに、充当される様になりキハ183系での運転は2往復に減少いたしました。そして2009年10月のダイヤ改正で、キハ183系での運転は廃止になり特急とかち号は、特急スーパーとかち号に統一され、キハ283系・キハ261系1000番台での運転となりました。
私は特急とかち号に乗車したのは、2006年4月と2009年9月に南千歳〜帯広間を何れもグリーン車で、利用いたしました。その頃のグリーン車は車内販売もありソフトドリンクの無料サービスもございました。ソフトドリンク無料サービスは、JR北海道の客室乗務員(ツインクルレディ 以下同じ)が乗客にご希望のドリンクを聞き、車内に持って来るサービスでした。車内販売ではお弁当やビール、おつまみやお土産等が販売され、私は何れの乗車でもチーズケーキを買ったのも今は思い出です。
特急スーパーとかち号は2013年10月のダイヤ改正で、キハ261系1000番台に統一され、車内販売も2014年末を以て終了しツインクルレディによる、ソフトドリンクサービスも廃止されたのはとても残念です。
掲載写真は2009年9月に、根室本線 御影〜芽室で撮影したキハ183系です。(この場所の撮影地は以前、キハ40系に関するブログでの取り上げた場所です。)キハ183系特急とかち号の廃止直前の撮影でしたが、真ん中にダブルデッカーグリーン車のキハ182-500番台が連結されております。
特急とかち号で使用されたキハ183系もグリーン車含め現在、廃車解体された車両もございますが、キハ183系で現在も運転されている特急北斗号には、現在もキハ182-500型のハイデッカーグリーン車が連結されておりますので、乗車体験されたい方はお早目にどうぞ。
なおキハ283系・キハ261系1000番台の特急スーパーとかち号に関する記事や写真は、また日を改めて書き込みたいと思います。
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