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【プレトリア（南アフリカ）江連能弘】サッカー日本代表は２７日、Ｗ杯の決勝トーナメント１回戦パラグアイ戦（２９日）に向け、当地にある試合会場とは別の競技場で約１時間半、選手全員が参加して調整した。２４日のデンマーク戦で右でん部を打撲し、２６日の練習を別メニューで調整したＤＦ闘莉王（名古屋）も合流した。

　約５０分間は非公開で行い、岡田監督によるとセットプレーやＰＫ練習など実施した。パラグアイは身長１９０センチ台を含む大型選手もおり、映像を見せた上で、セットプレーでのマークや位置取りなどを確認したという。

　決勝トーナメント１回戦で韓国がウルグアイに敗れ、アジア勢では日本が唯一残っていることについて、岡田監督は「韓国は内容的には勝ちだった。レベル的には十分通用している。アジアのプライドを持ってやらないといけない」と話した。

　２８日は試合会場となるロフタス・バースフェルド競技場で公式練習を行う。パラグアイ戦は２９日午後４時（日本時間午後１１時）に試合開始となる。