サッカーのU−21日本代表は16日、広州アジア大会の男子決勝トーナメント1回戦でインドと対戦し、5−0の大勝でベスト8進出を決めた。エースFWの永井謙佑(福岡大)が2ゴールを挙げた。
日本はこの試合、ワールドカップ・南アフリカ大会でサポートメンバーとして日本代表に帯同した山村和也(流通経済大)や永井らが先発に名を連ねた。
序盤からインドを圧倒した日本は17分、山口螢(C大阪)のスルーパスに抜け出した永井が冷静にゴールネットを揺らして先制。28分には山崎亮平(磐田)、45分にも山村が追加点を挙げ、前半で勝利をほぼ決定付けた。
後半に入っても攻撃の手を緩めない日本は、6分に永井がこの日2点目のゴールを決めると、17分には水沼宏太(栃木)の今大会初ゴールも飛び出すなど着々と加点。後半早々にエースの永井をベンチに下げる余裕も見せた日本が大勝で準々決勝進出を果たした。
日本は19日、タイとトルクメニスタンの勝者と準決勝進出を懸けて対戦する。
<U−21日本代表メンバー>
GK:18 安藤駿介
DF:2 實藤友紀→6 鎌田翔雅(後半12分)、3 薗田淳、5 比嘉祐介、13 鈴木大輔
MF:7 山崎亮平、8 山村和也(Cap)、10 水沼宏太、15 東慶悟→9 黒木聖仁(後半22分)、16 山口螢
FW:11 永井謙佑→17 登里享平(後半12分)
サブ:1 増田卓也、4 當間建文、12 菅沼駿哉、14 大塚翔平、19 工藤壮人、20 富山貴光