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2017年09月27日

精神科薬によるドパミンの調整

精神病の患者の病気で最も多い疾患は統合失調症で医療現場ではSと表現しております。
統合失調症を考えるときにドパミンが影響している事が多く考えられています。
このドパミンはアンフェタミンやコカインといった麻薬の乱用でもドパミンが表出され幻覚、幻聴、妄想を引き起こし、ドパミンを調整するために精神科薬を使用します。
薬理作用としてはドパミン神経を「遮断」する事になります。
抗精神病薬でドパミン受容体を65%以上を遮断すると臨床効果が得られ78%以上遮断すると錐体外路症状が出現してしまいます。
錐体外路障害とは筋肉の固縮、無動、振戦、舞踏運動、ジストニアなどでパーキンソン病症状と同様です。
この障害によって不随運動が起き不随運動は自分で動かす事が出来ない筋肉の事です。
逆に自分で動かすことが出来る筋肉を随意運動と言います。
そのため、精神科薬の薬量は多くても少なくてもいけない。つまり、閾値が狭いのです。
看護師は患者が変薬をした場合は患者に錐体外路症状のような副作用がないかを観察し異常があれば医師に報告し再度変薬する事もあります。
薬の治療によって症状が緩和される事が多く見られ、薬は凄いとつくづく思う次第です。


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小学校:応援団長(優勝) 中学校:駅伝大会参加。サッカー部キャプテン  高校:部活と遊びと仕事。 ㊟看護師の法律的義務として秘密保持があります。 現場の話しがありますが、患者さんを特定する内容は控え患者はA氏と記載。 一つの事例としてお考えてください。
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