2018年04月24日
カリウム
カリウム
電解質補正を目的として用いられる
塩化カリウム製剤は必ず充分に希釈し適切な濃度及び速度で厳密に管理して点滴する
副作用
心伝導障害があるため、投与中は血清K値や心電図を頻回に確認し高K血症を予防する。
塩化カリウム製剤による高K血症時の心電図変化としてテント状T波、QRS幅の増大や変
形等があり心室細動から死に至る危険性がある。
Kは腎臓から排泄される。投与時は尿排泄量が十分である事を確認する。
看護の要点
心疾患の薬は内服後一定時間内だけ作用するものが多い為、決まった時間に内服すように指導。生活のリズムが不規則となりがちな現代の生活の中では、食後と決めると内服時間がまちまちとなり、薬が有効血中濃度以上や以下となり薬物中毒や不整脈発作の原因となる。
現在カリウム製剤の静脈注射による事故防止のため専用針を用いて薬液に混入しなけば投与出来ないように工夫された製品も出ている。
カリウム製剤投与の時は輸液ポンプを使用し正確に投与できるように工夫する。
カリウム代謝
細胞内に約90%が存在し外液には2%程。
細胞内Kは筋肉中の含量が最も多い。
血中のK値上昇の理由
外傷、急性心筋梗塞、激しい運動等により細胞破壊が生じるとKが細胞外へ漏出するため血中K値が上昇。
腎不全や低アルドステロン状態では腎臓からのK排泄が障害されるため高K血症を呈する。
下痢や嘔吐の持続による消化液からのK喪失、利尿薬投与時の腎臓からのK排泄亢進によりしばしば低K血症
インスリン投与中はグルコースと共にK+が細胞内に取り込まれるため、時に低K血症がみられる。
高K血症 主な疾患
脱力感、四肢のしびれ感、不整脈⇒心停止。 腎不全、アジソン病、火傷
低K血症
腹壁緊張の低下、不整脈、アルカローシス 原発性アルドステロン症、
クッシング症候群、
電解質補正を目的として用いられる
塩化カリウム製剤は必ず充分に希釈し適切な濃度及び速度で厳密に管理して点滴する
副作用
心伝導障害があるため、投与中は血清K値や心電図を頻回に確認し高K血症を予防する。
塩化カリウム製剤による高K血症時の心電図変化としてテント状T波、QRS幅の増大や変
形等があり心室細動から死に至る危険性がある。
Kは腎臓から排泄される。投与時は尿排泄量が十分である事を確認する。
看護の要点
心疾患の薬は内服後一定時間内だけ作用するものが多い為、決まった時間に内服すように指導。生活のリズムが不規則となりがちな現代の生活の中では、食後と決めると内服時間がまちまちとなり、薬が有効血中濃度以上や以下となり薬物中毒や不整脈発作の原因となる。
現在カリウム製剤の静脈注射による事故防止のため専用針を用いて薬液に混入しなけば投与出来ないように工夫された製品も出ている。
カリウム製剤投与の時は輸液ポンプを使用し正確に投与できるように工夫する。
カリウム代謝
細胞内に約90%が存在し外液には2%程。
細胞内Kは筋肉中の含量が最も多い。
血中のK値上昇の理由
外傷、急性心筋梗塞、激しい運動等により細胞破壊が生じるとKが細胞外へ漏出するため血中K値が上昇。
腎不全や低アルドステロン状態では腎臓からのK排泄が障害されるため高K血症を呈する。
下痢や嘔吐の持続による消化液からのK喪失、利尿薬投与時の腎臓からのK排泄亢進によりしばしば低K血症
インスリン投与中はグルコースと共にK+が細胞内に取り込まれるため、時に低K血症がみられる。
高K血症 主な疾患
脱力感、四肢のしびれ感、不整脈⇒心停止。 腎不全、アジソン病、火傷
低K血症
腹壁緊張の低下、不整脈、アルカローシス 原発性アルドステロン症、
クッシング症候群、
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