2019年08月21日
サッカーの神様は厳しいお方ですから!
試合を前に「こりゃ楽勝だな・・・」子供の1人がそう言いました。
どうやら、星取表を見てそんな風に思ってしまったみたいです。
「ほ〜、何でそう思うんだ?」って訊くと・・・「だって、俺たちが勝った相手に負けるって、在り得ないでしょう?」なんてヘラヘラと答えてましたっけ・・・。(^^;
「まぁ、せいぜい恥をかかないように頑張りな〜」って言って、その場は収めましたけど・・・。
で、試合はと言うと・・・見事に負け。(笑)
しかも、完封負けです。
その上、その子が華麗な失点を演出してしまうと言う出来過ぎたオチまで付けてくれました。
肩を落として帰って来たその子に「何だ楽勝なんじゃなかったのか?」って嫌味を言ってやると、忌々しそうな表情を浮かべてましたっけ。(^^;
試合後に・・・「大切な試合の前に、対戦相手に対して『勝ったな』なんて言う人が1人でもそのチーム内にいたら必ず負けるから・・・そう言う事は絶対言わない様に!」と皆に釘を刺しておきました。
「これはね。お前達の親がそう言う事を口に出しても同じ様に負けてしまうんだ。サッカーの神様は本当に厳しいお方ですからね〜」って事も付け加えておきました。(笑)
「だから、今回は試合前に既に負けが決まっていたんだ、試合に臨む気持ちの部分で最初から負けていたんだよ」って、さっき楽勝宣言していた子の方を見て言っておきました。
「せっかく、ここまで勝ち進んで来たのに残念だったね〜次からはこう言う事が無いと良いね〜」って結びましたけど・・・分ってくれたでしょうか?(^^;
もう決勝に進む夢は断たれてしまった子供達ですが、続く順位決定戦では相手チームの事を揶揄するような声はベンチからも殆ど聞かれませんでした。
時々、漏れて来る油断や慢心の声に、「そう言う事言うなよっ!」なんて、さっき痛い目にあった子が言っていたのが印象的です。(^^;
まぁ、その甲斐もあってか・・・何とか勝てて良かった良かった。
今度はサッカーの神様も味方をしてくれたみたいです。
こう言う事は、息子が少年団にいた当時から半ば都市伝説として語り継がれて来たアルアル話なんですね。
自分達に自信を持つ事は良い事です。
でも、それが過信や慢心に変わってしまった時、本来の力を出し切れずに敗れてしまうなんて事は枚挙に暇がありません。
その辺は、旧ブログでも再三触れた点なんですけどね〜。(^^;
油断しきってしまった心と身体は、いつも通りには動いてくれないものです。
何かがおかしいと気が付いて、慌てて本気を出そうと思っても、今度は空回りしてしまうなんて事は珍しくないんですよね。
1度狂ったリズムって中々取り戻せないんです。
まぁ、子供達には「サッカーの神様が・・・」って位の理解でも、今は良いのかな・・・って思いますけど。(笑)
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