2019年08月20日
2−6−2の法則
サッカーは、チームスポーツです。
ですから、当然組織と言う物が生まれます。
フィールド上の子供達は、もちろんなんですが・・・それを見守る親御さん達も集団を構成して行く事になって行きます。
保護者会なんかは、その好例でしょうか・・・そんな集団の中で、疲れ果てない様に・・・ちょっと、覚えておいて欲しいのが・・・2対6対2の法則です。
別名『働きアリの法則』なんて呼ばれるこの法則は、簡単に言うと・・・。
アリが100匹いると、その内20匹が働き者で残りの80匹はそれに比べると怠け者に分類されます。
その怠け者達80匹の内、60匹は・・・サボりながらも働くのに対して、残りの20匹は・・・全く働きもしないと言うものです。
仮に何もしない20匹を取り除いても、新たに全く働かないアリが生じて割合は一定に保たれると言う面白い性格もある様です。
あなたが属する集団には、この法則がピタリと当てはまる・・・気がしませんか?(笑)
会社でも、保護者会でも、趣味のサークルでも・・・大方、この法則は当てはまるんじゃないかな・・・って思います。
この働き者、と怠け者と言う見方は、相対的なものだと言えますから・・・そう言う目で見れば、そう見えるものでもあります。
ただ、仕事量等・・・数字として結果が出て来る様な物は、残酷なんですが序列を通して理解される面もあるのかなって思います。
さて、フィールド上の子供達を眺めてみても、この法則は当てはまるのではないのでしょうか?
運動量が豊富でチームのダイナモなんて言える存在は、1人か多くても2人程です。
逆に運動量が少なく動きが悪い子も1人はいます。
その他は、それなりに動いてはいますが・・・歩いている時間もそれなりにある感じじゃありませんか?
その状態こそ、チームのバランスが取れている状態だと言う事です。
あいつ、運動量が低いから・・・って交代させても、また誰かの運動量が落ちて来る・・・と言う事でもあります。
これも相対的な話なんだとは思いますが、見ていると確かにそんな感じになって来るんですよね。(^^;
集団の中の個は、それぞれに役割を持ってそこに存在していると言う訳です。
この法則は、実は人間関係にも適用されると言われています。
2割の人は、貴方に好意的ですが、6割の人は無関心、残りの2割がアンチと言った具合になると言われています。
つまり・・・万人に好かれるなんて事は出来ないと言う事です。
ならば、その好意的ではない2割をどうにかしようと思うだけ無駄なんですね。
その人達を排除しても、又新たなアンチが現れると言う事ですから・・・。
そう言う人達がいると言う事を理解して、そんな人達とは距離を置くと言うのが最もストレスの少ない付き合い方なんだと言う事です。
無視するのではなく、スルーですよ・・・スルー。(笑)
挨拶したり、一言二言交わす程度にしておいて、お互いにほど良い距離を保ちましょうと言う事ですね。
いかがでしょうか?
この法則に従えば、殆どの人は貴方に無関心なんですから・・・今より気楽にその集団にいられるのではないのでしょうか?
子供達の試合を観ている時でも、「なんでうちの子あんあにダラダラしているのかしら・・・」なんて思うのではなく、「今はそう言う役割なんだな」って思えませんかね?(笑)
人は、集団の中でそれぞれの役割を演じていると言う事は、覚えておいて損は無いのではないかな・・・って思います。
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