毎朝の御書1ページ音読を続けており、現在、「撰時抄」に入っています。和文ですので、所々、助動詞、助詞で意味が取りづらいところがあります。そのようなときは、『現代語訳撰時抄』で現代語訳を確認します。古語辞典等を使って調べるのが本筋ではありますが、朝のそんなに時間がないときの音読ですから、落ち着いて古語辞典を調べる訳にはいかないのですね。そこで『現代語訳撰時抄』で簡単に済ませます。
もちろん、週末などの時間に余裕があるときに古語辞典を使い、助動詞の活用等を確認しますが、毎朝の音読では『現代語訳撰時抄』を使うというのがよいでしょう。
また、『現代語訳撰時抄』では、現代語訳だけでなく、注解も充実しており、仏教研鑚にも役立ちます。「撰時抄」では、仏教の歴史についての論述が多いので、幅広い仏教の知識が得られます。