生命が永遠であるかどうか、正直なところよく分かりませんが、仏法的な考え方からすると過去世、現世、来世と続くわけですから、時の流れに終わりはありません。仏教の時間の流れからすると、常に出発時、スタート時なのですね。
心地観経に云わく「過去の因を知らんと欲せば、その現在の果を見よ。未来の果を知らんと欲せば、その現在の因を見よ」等云々。
『日蓮大聖人御書全集 新版』112頁(開目抄)
未来に然るべき果を得たいと思うならば、現在にその因を積む必要があります。まさに、今、勉強すべきなのですね。
人間、いつ死ぬかも分からず、とにかく、元気な内に勉強することですね。年を取れば取るほど、勉強は困難になります。ただ、勉強を続けておけば、年を取ってもその勉強してきたという蓄積があるおかげで、そんなに労力を使わなくとも勉強ができます。