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2019年06月29日

言語習得の臨界期

幼児期に母語を覚えるのに比べて、大人になってから外国語を覚えるのははるかに難しい。大人の大半は、外国語を完全にマスターできずに終わる。とりわけ音素は身につかず、なまりが残ってしまう。
スティーブン・ピンカー『言語を生みだす本能』[下]椋田直子訳 日本放送出版協会 94頁〜95頁
六歳までは確実に言語が獲得できるが、それ以後は確実性が徐々に薄れ、思春期を過ぎると完璧にマスターする例はごくまれになる。
同書 98頁

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ピンカーの指摘からすると、中学校から英語を勉強し始めた私は、英語を完全に完璧にマスターできないということになります。

英語を完全に完璧にマスターしたいと夢想したこともありましたが、それは所詮、夢想であり、科学者の研究で明らかになっている言語習得の臨界期という事実を認識すればよいということですね。

正直なところ、英語学習に使う時間は限られており、到底、完全、完璧のレベルに達しないのは分かりきっていることですから、ネイティブ英語ではなく、それなりの英語で満足した方がよいでしょうね。

そもそも英語を完全に完璧にマスターする必要性があるのかというと、全くないというのが答えでしょう。

日本にいる限り、英語を使う場面はほぼなく、せいぜいインターネット空間だけといってよいでしょう。そのインターネット空間であっても、日本語のサイトを視聴することがメインであり、英語のサイトを見ても、所々しか理解できないというストレスを抱えることになり、結局、日本語のサイトに戻るという感じです。

そうはいっても英語を勉強するわけですが、無理をしながら勉強してもつまらないので、基礎的な英語は勉強しつつ、あとは生の英語に触れながら、一歩一歩進んでいくしかないでしょうね。

具体的には、NHKのラジオ英会話で基礎的な英語を学びつつ、同じくNHKのニュースで英語術の特設サイトで、実際に放送された英語ニュースに基づき学んでいくのがよいでしょうね。

あとは、ドラッカー等の原書を読みつつ、自分がしたいことを中心として英語を使うのが効果的でしょう。

所謂、勉強の部分は、ラジオ英会話一本でいいように思います。

その後は、実際に放送されたニュースや原書に直接あたりながら、英語を活用するという姿勢を堅持するのが大切になってくるでしょうね。

posted by lawful at 18:28| 英語学習

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