反応する速度をゆるめて相手の話をじっくり聞くと、もっと穏やかな人になれる。プレッシャーがなくなるからだ。目の前の相手(電話の相手でも)がなにを言うだろうか、それにどう応じようかとじりじり待つのは、ものすごくエネルギーがいるしストレスもたまることにお気づきだろう。だが相手の話を終わりまでじっくり聞いていると、そのプレッシャーが消えることに気づくだろう。たちまち気分がリラックスし、その気分は相手に伝染する。相手もあなたと時間競争をする必要はないんだと感じて、ゆったりする。
いい聞き手になると忍耐強い人になれるだけではなく、人間関係の質も向上させられる。みんな自分の話をちゃんと聞いてくれる人と話をしたがるものだ。
小さいことにくよくよするな! [Kindle 版]リチャード・カールソン, 小沢瑞穂訳
やはり、慌てないことですね。慌てますとろくなことがありません。じっくり聞くことですね。
ポイントは、穏やかさというところです。穏やかな人に対して、絡む人はそういないでしょう。
まず、自分が変わると、その変化が相手に伝わるようです。その後、どうなるかは相手さん次第ですが、とにかく、自分が変わっているという点が重要ですね。
いい聞き手になると忍耐強くなるという。確かに、人の話を最後まで聞くのは、それなりに大変です。忍耐力がなければできないことですね。
しかし、この忍耐力があれば、人間関係の質がよくなるのですから、そうした方がいいですよね。
相手の欲するところをうまく提供することですね。まずは、提供。それから、自分のことを話せばよいでしょう。
自分ファーストではなく、相手さんファーストというところでしょうか。