ダニエル・ピンクは『ハイ・コンセプト』の中で、これから求められる「六つの感性(センス)」をあげています。
@ 機能だけでなく「デザイン」
A 議論よりは「物語」
B 個別よりも「全体の調和(シンフォニー)」
C 論理ではなく「共感」
D まじめだけでなく「遊び心」
E モノよりも「生きがい」
例えば、パソコンなど機能は良くても「デザイン」が良くない場合、購買意欲は湧きません。
単なる外見でなく、美しさ、芸術的なものとしての「デザイン」が求められているといえるでしょう。
学生時代は、議論をしていい気になっていたものですが、議論は重要であっても、所詮は議論であって、興味深い「物語」にはかなわないような気がします。
議論を戦わせるよりも、ストーリーで引き込む方が、双方にとって有意義でしょう。
独自のもの個別的なものを大切にしながら、やはり、「全体の調和(シンフォニー)」にまで至った方が価値的でしょう。
全体の中で埋もれたり漂ったりするのではなく、あくまでも自分自身の存在感をしっかりと持ちながら調和(シンフォニー)していくのが理想ですね。
論理的思考が大切なのはいうまでもないことですが、生活、ビジネスの場面において、論理は有用でないと感じられることが多いですね。
論理だけでは、説得、納得にまで至りません。
なぜなのだろうかと思っておりましたが、「共感」が必要だったのですね。
勉強になります。
まじめでなければならないと思いますが、まじめだけでは、肩が凝ってしまうのも事実です。
「遊び心」でリフレッシュしたいですね。
最近は、「片付け」「断捨離」がブームであり、私もせっせと「片付け」「断捨離」をしていますが、やはり、モノよりも「生きがい」が重要なセンスなんですね。
所有欲は、ほどほどにしたいですね。