仏子の心浄く 柔軟に亦た利根にして
無量の諸仏の所にて 深妙の道を行ずる有り
妙法蓮華経 方便品第二 128頁
境涯の高い人は、そもそも仏の子ということですね。
そして、心は清らかであるという。
柔軟性があり、凝り固まっていないのですね。
聡明であり、諸仏のもとで仏道修行に励むという。
清々しいという特徴がありますね。
いやらしさが全くありません。
然るべき道を確実に歩む姿は、我々も学ばなければなりません。
境涯の高い人は、立場や権力や財力ということではなく、まずは、清々しくあり、そして、為すべきことを為す人のことをいうのですね。
その結果として、立場や権力や財力があるということです。
順番を間違えてはいけませんね。