鈍根にして小法を楽い 生死に貪著し
諸の無量の仏に於いて 深妙の道を行ぜずして
衆苦に悩乱せらる
妙法蓮華経 方便品第二 128頁
境涯の低い人は、方便品で指摘されているような特徴がありますね。
まず、鈍根ですから、鈍い人ということです。
小法を願うところを見ると、ちっぽけなこと、浅いことで満足してしまう傾向があるようです。
生死に貪著しですから、欲望は強く、欲深いことが読み取れます。
仏と出会っても仏道修行をするわけでもなく、さまざまな苦しみに喘いでいるという。
みっともない姿ですが、あまり他人事とも思えませんね。
気を付けておきましょう。