アフィリエイト広告を利用しています

2015年09月19日

忍辱の心を起こすことが功徳

無量義経の十功徳品第三には、十の功徳が説かれていますが、その第一の功徳の中に六波羅蜜の功徳があり、その中のひとつが「忍辱」ですね。

瞋恚盛んなる者には忍辱の心を起こさしめ
無量義経 十功徳品第三 44頁

瞋りの感情が盛んな人間に対しては、耐え忍ぶ心を起こさせる必要があります。

瞋りとは地獄界の状態ですから、いつまでも地獄界で蠢くのではなく、まともな人間の世界に至れというわけですね。

正直なところ、瞋ったところで、何も得るものはありません。より一層、不愉快になるだけです。

耐え忍ぶということは、実践するのが難しく、つい、瞋ってしまいます。

しかし、そこを瞋らず、忍辱で乗り越えるために、無量義経があるということですね。

もっと言えば、無量義経よりも高位にある法華経に基けば、より一層、忍辱を身に付けることができるでしょう。

このように自分自身の感情をコントロールできることそれ自体が功徳です。

世間一般や迷走している教団がいう功徳とは大違いです。

本来、功徳とは、その人の生命状態そのものが仏であることを意味します。

仏が瞋ったままということはありえず、瞋ったにしても、次の瞬間は忍辱を行じているものです。

そのために無量義経、法華経を自分のものにすることです。
posted by lawful at 18:55| 法華経並開結

観心本尊抄―訳注

新品価格
¥1,980から
(2023/1/1 22:16時点)

日蓮 「闘う仏教者」の実像 (中公新書)

新品価格
¥906から
(2024/1/6 19:41時点)

岩波 仏教辞典 第三版

新品価格
¥9,900から
(2024/1/6 19:42時点)

図説 ここが知りたかった!日蓮と法華経

新品価格
¥1,925から
(2024/2/10 15:31時点)

カテゴリアーカイブ
<< 2024年11月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

観心本尊抄―訳注

新品価格
¥1,980から
(2023/1/1 22:22時点)

日蓮 「闘う仏教者」の実像 (中公新書)

新品価格
¥906から
(2024/1/6 19:41時点)

岩波 仏教辞典 第三版

新品価格
¥9,900から
(2024/1/6 19:42時点)

図説 ここが知りたかった!日蓮と法華経

新品価格
¥1,925から
(2024/2/10 15:31時点)

にほんブログ村 哲学・思想ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 仏教へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村