このようなことは何度も読み聞きしているのですが、改めて、確認すると今後の勉強に資するところ多いのではないかと思います。
まず文法のテキストを用意します。問題を解いて、答え合わせをして、理解したら完成した文を一〇回音読、さらにテキストを見ずにその文を使う場面を想像しながら一〇回暗唱。そうしてテキストの最後までいったら、二周目、三周目と繰り返す。五周もやれば基本の文型が瞬時に使えるようになります。
森沢洋介「プレジデント」2015.4.13号 38頁
今、『中学英語でパッと話せる 1秒英会話』を使っていますが、これが、文法のテキストといえるでしょう。
左ページに日本語があり、右ページに英文があります。まずは、日本語をみて、それを英文にしてみるのがよいですね。
そして、答え合わせをして、間違ったところを確認し、英文を音読するということですね。
それから、使う場面を想像しながらの暗唱を行うという。
これを五周すればよいということですから、みっちり勉強することになりますね。
現在、二周目程度ですから、まだまだというところです。それも、上記のようにみっちり勉強しているわけではありませんので、今後は、上記のとおり、みっちりやってみたいと思います。
上記の本と並行して勉強しているのは、『表現のための実践ロイヤル英文法(例文暗記CD付き)』の中の別冊「英作文のための暗記用例文300」です。
これも左側に日本語があり、右側に英文があります。まずは、自分で英文を作成し、チェックすることですね。
そして、正しい英文を理解したのち、音読というわけです。これも、使う場面を想像しながらの暗唱というのがポイントですね。
確かに、今までの勉強では、使う場面を想像しながらの暗唱という点がなかったと思います。勉強、勉強という感じであったのでしょう。
「英作文のための暗記用例文300」というぐらいですから、英文が300文あります。上記の『中学英語でパッと話せる 1秒英会話』では、700文以上ありますから、合計1000文以上の英文となります。
この1000文以上の英文を瞬時に使えるようになれば、英語の勉強がはかどるだけでなく、英文を読む際に、引っ掛かりが少なくなるでしょう。
クイックレスポンスができないという点を改善できれば、英語を読む際も、聞く際もストレスがなくなるだろうと思われます。
次はリーディングです。これも中学レベルのテキストを使いましょう。まず、辞書を使わず大まかに読みます。次に単語を調べ、解説を見て、完全に理解したうえで読みます。そして音読。付属CDを使い、一つの文章につき計三〇回、何度も声に出して読んでいきます。
同書 同頁
次にまとまった文章についてですが、あまり、勉強、勉強というのが続くと、嫌になってしまいますので、いかにもテキストというもの、所謂、教材というものを使う気にはなれませんね。
確かに、中学レベルのテキストはたくさんあり、手に取りながら確認をしましたが、正直なところ、そのテキストの文章そのものに興味が持てないのですね。
中学生が勉強するにはちょうどいいかもしれませんが、いい大人の社会人が勉強するには、ふさわしくない内容なのですね。
そもそも、面白くないもの、面白く感じられないものをテキストにしても続かないでしょう。
そこで、この点においては、自分で適切なテキストを探さなければなりません。
ネットでいろいろ探したところ、NHKの「ニュースで英会話」というサイトがありました。
単語の確認もできる、英文一文ずつに解説がある、読みあげの音声もある、確認テストもある、というわけで、これでもかという充実ぶりです。
一年と少し続けていますが、内容が実際にNHKワールドで放送されたものを使用しているだけあって、飽きがこないですね。
常に新鮮に勉強できるというものです。
それに、内容が所謂教材テキストでない分、幅広い単語が出て来て、この言葉は英語ではこういうのかという驚きがあります。
確かに、語彙のレベルは上がりますが、大学受験をするわけでもなく、実際使われている英語を分かるようになろうとしているわけですから、難しかろうとどうであろうと、実際に出てくる単語はすべて重要といわなければなりません。
単語のレベルが高いので中学レベルのテキストでないと思われるところ、文章の構造を見てみると、ほとんど中学英語文法のレベルで英文が構成されており、実際には、中学レベルのテキストといっても問題はないでしょう。
この英文の文章も何度も音読せよとのアドバイスですから、音読しようと思いますが、月曜から金曜までで5つのニュースが出てきますので、全部を30回音読というのは、時間的な問題で難しいですね。
とりあえず、全部を勉強し、まずは、それぞれ、数回程度の音読をしておくことですね。
そこで、全部30回の音読をやろうとするのではなく、この5つのニュースのうち、一つを選び、その一つのニュースに関しては、30回の音読をするというメリハリが必要でしょうね。
いままでの勉強の失敗を思い返してみると、あれもしよう、これもしようと欲張り過ぎて、結局、できないので嫌になり、そして、勉強そのものをしなくなるという、冷静に考えれば、くだらない負のループにはまり込んでいたように思います。
まずは、続ける。そして、続けるためには、何を削り、何に集中すべきかを考えることですね。
全部しようと考えず、大事なところに集中するという態度がよいでしょうね。
そうしませんと続きませんから。
続かないと何事も為せませんから、続けるための工夫をすることですね。