お腹が出て来て、ベルトに食い込み始めます。
しんどくなるのですね。
『草枕』の一節を思い出します。
うまい物も食わねば惜しい。少し食えば飽き足らぬ。存分食えばあとが不愉快だ。
夏目漱石『草枕』新潮文庫 7頁
おいしい、おいしいと喜んで食べるのは結構なのですが、少しではもの足りなくなり、たくさん食べると体に負担がかかります。
「存分食えばあとが不愉快だ」という状態になります。
このままでは、ただのデブになってしまいますので、食生活を改善する必要があります。
朝食は、そのままにしておきます。朝に食べる分は、日中、エネルギーとして消費されますので、少なくする必要がありません。
ただ、昼食は、少なくすべきでしょうね。昼に食べ過ぎますと、仕事に差し支えます。
夕食も少なくすべきですね。夜、たくさん食べても、寝てしまうわけですから、エネルギーとして消費することができません。
また、お腹いっぱいになってしまうと、風呂に入る際、体への負担が大きくなります。要は、不健康なのですね。
よって、朝はそのまま、昼と夜との食事に制限を加えるのがよいですね。
痩せるのが目的ではなく、適切なパフォーマンスを確保するのが目的であり、不必要な脂肪を貯めこまないことが目的ですから、大幅な食事制限をしてはいけません。
「存分食えばあとが不愉快だ」にならないよう注意しておくことですね。
そうしますと、快調な生活を迎えることができます。