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2014年11月02日

どのような英語をマスターしたいのかを確認する

「筆者が言いたいのは、国際共通語としての英語の価値なのであって、英語という言語そのものの価値ではないのである」(唐須教光 『なぜ子どもに英語なのか』 日本放送出版協会 211頁)

現在、英語を勉強しておりますが、ネイティブレベルの英語が身に付くとは、到底、思えません。

ネイティブレベルの英語をマスターした人の勉強量、環境等々を垣間見た時、私は、その足元にも及びません。

ネイティブレベルの英語というは、英語という言語そのものの価値を見出すほどのモチベーションがないと身に付かないでしょう。

英語どっぷりという生活をする人には、ネイティブレベルの英語が必要でしょうし、身に付くものでしょう。

しかし、私の場合、英語どっぷりの生活が訪れることもなく、また、そのような生活を志向していない以上、ネイティブレベルの英語は身に付かないでしょうね。

しかし、私が英語を勉強し続けようと思うのは、国際共通語としての英語の価値を見出しているからです。

ネイティブレベルになることが、そもそも目的になっていないのですね。

あくまでも国際共通語としての英語、つまり、ネイティブだけでなく、ネイティブでない人とのコミュニケーションを取れるようにしたいというのが目的なのですね。

日本語だけの情報でなく、英語での情報をも収集したいと思っているわけです。

「日本人が英語を学ぶのは、それが国際共通語であって、それを学ぶことによって、より有利な立場に立ちうるからである」(同書 212頁)というところが目指すところですね。

ネイティブレベルでなくとも、少なくとも、コミュニケーションが取れるほどの英語力を身に付けたいと考えています。

ある程度の英語力ということになりましょう。それでは、そのある程度とは、どの程度なのかといっても、明確な線引きはできませんが、意思疎通が取れる程度と考えるほかはなさそうです。

なぜ、このようなことを考えるかといいますと、到底、ネイティブレベルの英語が身に付かず、また、身に付けるモチベーションがない中で、英語を勉強し続けるためには、ネイティブレベルとは違う基準を明確にしておく必要があると感じたからです。

どうしても、勉強をし始めると頂点を目指そうとするのですが、頂点に至る人はごく少数です。このような当たり前のことを分からずに、やみくもに頂点を目指し、そして、頂点に辿り着けそうにないと嘆き、勉強そのものをやめてしまうという愚を防ぎたいのですね。

そもそも、頂点を目指す必要があるのかといいますと、私の場合、ないわけです。

ある意味、それなりの英語で十分なわけですね。楽しみながらの英語でいいわけです。別に、英語のプロになるわけでもなく、私は私なりの英語をマスターすればよいのですね。

とにかく、勉強を続けることが大切であり、そうすることによって、少しずつであっても英語力をアップさせることが肝要なのですね。
posted by lawful at 02:27| 英語学習

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