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2014年02月27日

how to be good (如何に善であるか)

「名高い言葉に、how to do good (如何に善を為すか)ということよりも、how to be good (如何に善であるか)ということの方が大事である、というのがありますが、人間の第一義は、何を為すかということではなくて、何であるかということである」(『安岡正篤一日一言』致知出版社 38頁)

よく、あれもしました、これもしましたと言って自分を大きく見せる人がいます。

確かに、したことを見てみると、それなりにいいことをしています。

それはそれでいいのですが、その本人が胡散臭い。

なぜなのか。

不思議に思っていましたが、how to do good (如何に善を為すか)なのか、how to be good (如何に善であるか)なのかの違いということですね。

一生懸命自慢している人は、do ではあるけれども、be ではなかったですね。

いくらいいことをしても、人間がみっともなく、心根が卑しければ、何にもならないということです。

存在そのものを善に持っていくのは、相当の修練を要します。

とりあえず、善を為すことは、さほど難しくありません。

簡単な方を選ぶのか、困難な方を選ぶのか、この違いがその人間の価値を決めるのかもしれませんね。

大変であっても、困難な方を選ぶ方が、長い目で見た時はいいでしょうね。

短期的には、簡単な方がいいでしょうが、表面だけ繕って善を為したとしても、意外とこのようなことは続きません。

そもそも、続けるということは困難なことですから、簡単な方を選ぶ人間にできることではありません。

せっかく善を為しても、存在が善でなければ意味がないわけですから、まずは、存在を善にすることですね。

その上で、善を為すと効果的でしょう。

順番を間違えないことですね。

安岡正篤一日一言

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posted by lawful at 07:55| 雑感

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