普段、英語を学ぶ際、電子辞書を使っています。
電子辞書のいいところは、音声が聞けるところですね。
また、すべての辞書で一括して検索できるため、手間もかかりません。
ジャンプ機能を使えば、より一層、便利です。
例文検索、成句検索もあり、この点は、書籍の辞書にはない強みですね。
電子辞書には、英和辞典として、以下の4つの辞典が入っています。
1 ランダムハウス英和大辞典 第2版(1993年)
2 新英和大辞典 第6版(2002年)
3 ルミナス英和辞典 第2版(2005年)
4 リーダーズ英和辞典 第2版(1999年)
これらの英和辞典でも十分なわけですが、やや古いという懸念があります。
やはり、最新の英和辞典も欲しいと思うところです。
それも書籍の形で欲しいと思った次第です。
上記の英和辞典と雰囲気の違う辞書はないかと探していたところ、昨年にウィズダム英和辞典の第3版が出ているということで購入してみました(奥付には、「2013年1月10日第3版発行」と記載されています)。
普通のものを買っても面白くないので、今年発行された革装のものを購入しました(奥付には、「2013年9月30日第3版革装発行」と記載されています)。
気分の問題ですが、革装であると調べる意欲が出てくるものです。
新しいだけあって、minister 「大臣」に関しては、Prime Minister David Cameron ディヴィッド・キャメロン首相 という用例があげられていました。
キャメロン氏の英国首相の就任が2010年ですから、これ以前の英和辞書には、この用例はないわけです。
ちょっとしたことですが、新しさを感じることができます。
prime minister 「首相」「総理大臣」では、Prime Minister (Yoshihiko) Noda 野田(佳彦)首相 となっており、この点では、古く感じます。
ただ、これは英和辞典の問題というよりは、日本の政治の問題でしょう。
第3版が実際に発行されたときは、野田さんが首相であり、安倍さんはまだ首相ではなかったわけですから、この用例に問題はありませんね。
ウィズダム英和辞典として、第3版ということもあり、進化し洗練されている英和辞書という感じがします。
やはり、辞書は改訂を経るにしたがってよくなっていくものです。
中型辞書にしては、例文も多いですし、良い英和辞書になっています。
また、解説も多く、20年前、30年前の英和辞書とは大違いですね。
私の学生時代にこのような英和辞典があればよかったと思いますが、これは、仕方のないことです。
そうはいっても、今、このような優れた英和辞書がたくさんあるわけですから、それこそ、今、学べばよいのですね。
電子辞書だけでなく、書籍辞書を併用することによって、学習効果を高めていきたいと考えています。
いいものは何でも採用し、自らの血肉にしていくことですね。