天職を自分の職業にしたいと願うところですが、天職といっても捉えどころのないものです。
中越裕史『「天職」がわかる心理学』によると、まずは、行動することを提案しています。
最初からハードルの高い行動をしようとしても、途中で挫折しますが、著者は無理難題を提案するわけでもなく、以下の3点を提案しています。
1、 小さな行動であること
2、 楽しい行動であること
3、 毎日できる行動であること
これならば、すぐにできますし、第一楽しいことをするわけですから、何をしようかと考える段階から楽しくなってきます。
天職といっても、まずは、ちょっとした行動の積み重ねなのですね。
最近は、インターネット等のインフラも整備され、気楽に物事を始めることができます。
行動する人にとっては、またとないいい環境下にあります。
ただし、行動しない人にとっては、何もしていないことが大きなマイナスになってしまいます。
行動する人がどんどん成長するでしょうから、格差が広がっていきます。
格差を是正せよ、との声も聞かれますが、まずは、行動せよ、ではないでしょうか。
それも、小さな行動でよいということですね。
無理せず行動していけばよいと思います。
いっぺんに天職を得ようとするのではなく、天職を少しずつ作り上げていくという姿勢が好ましい人生を切り開くように思われます。
そうすれば、毎日を楽しくしていけるでしょう。