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1 お金は真実から生まれ、ウソで失われる
2 過去ではなく、現状に目を向けなさい
3 お金にとって正しいことをする前に、自分にとって正しいことをしなさい
4 不確実なものに投資する前に、確実に必要となるものにお金を使いなさい
5 お金はそれだけでは何の力も持たない
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お金に関する哲学が示されていますね。
どの法則も無理がなく常識的でありながら鋭さをも兼ね備えています。
ハッとさせられる法則ばかりといってよいでしょう。
真実とウソとの対比など鋭いですね。
自分自身に対してウソに基づいて生きるのではなく真実に基づいて生きることを勧めているようです。
お金とは、すなわち、人生といえる感じですね。
お金に関し、真剣に考える人は自らの人生も真剣に考えているといえます。
反対にお金のことを真剣に考えず卑しいものと勘違いしている人は、自らの人生に対する自省もなく卑しい人生を歩むことになるでしょう。
過去ではなく現状に目を向けよとの指摘も鋭いですね。
終わったことはどうしようもないわけですから、現在の位置確認と未来への展望が必要ということですね。
お金も重要だが自分自身がより重要との指摘は、お金の側面だけに偏っていない法則であり、人間味があふれています。
確かに、お金お金だけでは、ちょっとしんどいですからね。
投資する前に、絶対必要なものに出費しなさいとの指摘は、物事の順番を間違えるなとの指摘と思われます。
投資も結構だが、その前に、ということですね。
人間、肝心な出費をおろそかにする傾向があるようです。
注意したいですね。
お金だけでは意味がないとの指摘は、この法則の中で核となる法則といえるでしょう。
お金のことをいろいろ検討したところで、所詮は、自分自身が人生の主人公であるわけですから、お金には魔力があるとはいえ、お金を主人公にする愚だけは避けなさいという指摘ですね。
上記の5つの法則は、お金に対する法則であると共に人生そのものに対する法則といえますね。
まさに、哲学そのものといった感じがあります。
お金に振り回されがちな人間にとって、お金の法則は、お金の世界で迷子になりそうなときに使用する羅針盤の役割を果たしてくれます。
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