身の回りを見渡しても、語彙、言葉が貧困な人は、生活も貧困です。
反対に語彙、言葉が豊富な人は、生活も豊かですね。
相関関係があります。
その語彙、言葉も良い語彙、言葉である必要があります。
そうでなければ、豊かにはなれません。
いずれにしても、たくさんの語彙、言葉を身に付けることが肝要なわけですが、普段の生活においては、語彙力を身に付けるのは困難です。
やはり、たくさんの本を読むということが必要です。
それもあらゆる分野の本を読むことですね。
それと現代の書籍だけでなく、100年前の明治時代の頃の本、例えば夏目漱石の『草枕』などを読むというのもいいかもしれません。
『草枕』には、これでもかというほど、現代では使用しない語彙、言葉が出てきます。
難しいといえば難しいのですが、見事な文章力により読まされてしまいますから、それなりに楽しめます。
また、古典の分野にも手を伸ばしておきたいですね。
例えば、鎌倉時代の日蓮の遺文(御書)を読むのもよいと思います。
法華経の世界観に基づきながら、仏法、人生、社会、生活についての著述がなされており、豊潤な語彙、言葉のオンパレードです。
夏目漱石、日蓮等の一級の人物の著作を読むことによって、豊かな語彙力を身に付けたいものです。
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