「ああ、そうなんですか」とうあいづちを英語でいう場合、どのように言えばよいのでしょうか。
北川達夫『知的英語の習得術』学習研究社 48頁に適切な例文がありましたので、確認してみましょう。
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I like apples.(一般動詞)
―Oh, do you ?
My sister is a teacher.(be動詞)
―Oh, is she ?
He will come here soon.(助動詞)
―Oh, will he ?
I went to the library yesterday.(過去形)
―Oh, did you ?
I’ve been studying French for three years.(現在完了形)
―Oh, have you ?
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日本語であいづちを打つ場合、「そうですか」「そうなんですか」と言えばよいわけですが、英語の場合、一般動詞、be動詞、助動詞、過去形、完了形と相手の使った動詞の形に合わせなければならないところが大変ですね。
しかし、英語で適切なあいづちが打てるということは、相手の使用している動詞の形を理解しているということですから、なかなかの英語力があるということになるでしょう。
そうはいっても、相手が使用した動詞が聞き取れず、適切に英語であいづちが打てない場合、どうすればよいのでしょうか。
「私の経験からしても、不自然な英語のあいづちを打つより、自然な日本語のあいづちを打っていたほうが、会話がスムーズに流れるような気がする」(同書 49頁)ということですから、どうしようもない場合は、日本語での適切なあいづちを打つという方法があるようです。
確かに、変な英語の受け答えよりも、適切な日本語のあいづちの方がいいでしょうね。
もちろん、英語を使用している場合、英語であいづちを打つことが基本ということは押さえておきたいですね。
安易な態度は英語上達の妨げになるでしょう。