日本語で「聞く」と訳される listen と hear とですが、コアイメージからすると内容が違う言葉であることが分かります。
「新感覚☆キーワードで英会話2 似たもの動詞編 DVD」で確認してみましょう。
listen のコアは「耳をかたむける」だそうです。
「行為が本質」であり、「聞いた内容を理解することまで含まない」ということだそうです。
一方、hear のコアは「声や音を耳でとらえる」だそうです。
「音を耳でとらえ内容を理解する」ということだそうです。
確かに違いがありますね。
聞いた内容を理解することを含むか否かは大きな相違点です。
日本語にすると「聞く」であり、何となく、listen と hear とを同じように捉えていましたが、コアイメージからすると違いがはっきりし、的確に使いこなせるようになります。
難しいとされている英単語を覚えることも必要ですが、まずは、基本単語のコアを身に付けて、英語において頻繁に使用されている基本単語の全ての用法に通達することの方が利便性がよいでしょう。
改めて、さまざまな英文を見てみると、基本単語ばかりといってもいい状態です。
今までは、難しい英単語に目が行きがちであり、基本単語は理解できているものと勘違いし、注意して見ていなかったということでしょうね。
やはり、注意しておくべきなのは基本単語であり、基本単語をマスターしていないために英語の理解が今一歩であったということに気付きます。