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2013年04月03日
春休みのすごし方
春休み
桜前線は例年にないスピ−ドで北上を続けています。
太古の昔より桜は日本人に馴染みが深く愛され続けています。
入学試験に合格することを【桜、咲く!】なとど表現します。
現在、学校は春休みです。
春休みは学年が進級したり中学校や高校に進学したりするので、一般的に夏休みや冬休みのように宿題はありません。
中学に進学する子供たちや高校に進学する子供たちは、未経験の新しい学校生活に対する希望と不安の入り混じった気持ち。
そして上の学年に進級する小中学生たちも「クラス替え」など不安と期待の入り混じった気持ちでこの春休みを過ごしています。
そんな宿題のない春休みを子供たちは、どうやってすごせば良いのでしょうか?
「前学年の総復習をやりなさい! 」
とか
「学校の授業が止まっている間に弱点を補強しなさい!」
といった事が良く言われます。
これは受験生となる【新中学3年生】には当てはまります。
しかし、それ以外の子供たち。
特に小学生。
とりわけ勉強が苦手でキライな小学生たちにはこれは当てはまりません。
保護者の皆さんが最もやってはならないことは
「勉強しなさい!」
と子供に言うことです。
「勉強しなさい!」といくら言ってもある子供は「やっているよ!」と反発するでしょうし
ある子供は「どういうふうにすればいいんだよ!」とつぶやいているかもしれません。
小学生の多くの子供たちは
【学校で座って先生の話を聞いていること】
と
【宿題のノルマをはたす事】が勉強だと思っています。
従って「勉強しなさい!」と言われても何をどうやったらいいのかが解らないのです。
そんな子供たちをムリヤリ机に向かわせても【百害あって一利なし】でますます勉強が嫌いになってしまいます。
それよりも色んな事に興味を持たせる。
好奇心を養うことに時間を使いましょう!
山に登って植物を観察したり、お花見に行って桜の花びらを観察したり。
動物園に行って動物の生態を観察したりと色んなことに興味を持つような場と時間を提供してあげることです。
勉強はマラソンのような長丁場です。
人間、キライなことは決して長続きしないものなのです。
posted by marserTeacher at 23:03| 春休み