2012年06月12日
喫煙所の廃止はいいこと?
近年、社会全体が禁煙傾向にある。僕も脱タバコした一人である。僕がタバコを止めた理由は、表向きは増税。そして本当の理由は、会社で喫煙所に行きたくなかったから。
僕の会社は喫煙者の割合が1〜2割程度と少なめだ。そのため、喫煙所で顔を合わすメンツもいつも一緒。そしてみんな無口で、とても会話に困ってしまう。せっかくの昼休みにそんな時間を過ごしたくない。だから僕はタバコを止めた。
僕は意思が固いわけでも我慢強いわけでもない。しかし、喫煙所はそれを上回るほどの苦痛だった。そのおかげで僕は楽にタバコを止められた。
と、非喫煙者からすれば止めてよかったねー、の話である。
が、しかし。喫煙者からすれば、本当に止めてよかったの? と疑問になる話である。
タバコを吸う。健康面からも金銭面からもいいことはない。それはみんな分かっている。吸うのを我慢して逆にストレスが溜まって不健康だ、という人がいるが、それは屁理屈だと僕は思う。最初から吸わなければ我慢する衝動は起きない。タバコを一度も吸わないで過ごせればそれにこしたことはない。
そうではなく、タバコを吸う利点は、コミュニケーションである。
僕が大学卒業後に初めてサラリーマンとして勤めた時、喫煙所でネットワークを広げ情報交換を行ったものだ。今の僕があるのも、当時の喫煙所のおかげだ。
喫煙所は時に会議をも上回る重要事項の決定が行われる。缶コーヒーを飲みながらタバコをくわえ、資料も議事録も存在しないただの会話が、全体を左右する大きなことになることは珍しくもない。
この場に居合わせた人間とそうでない人間では、情報量と信頼関係が段違いである。
僕は時々戦略的に喫煙所に足を運ぶこともあった。それぐらい喫煙所はコミュニケーションツールとして効果的なものだ。
タバコを吸ってサボっていると言われればそれまでだし、席を動かずもくもくと作業を行っている人が損をしているみたいで腑に落ちない人もいるかもしれない。しかし、喫煙者も健康やお金を犠牲にし、周囲の批判を受けて、その分利益を得ている。
最近の禁煙ブームで職場から喫煙所が廃止されているが、本当にそれがいいことに繋がっていくのか? 僕は必ずしもそうではないと思う。
最後に、僕の会社はコミュニケーションもないから廃止すればいい。
僕の会社は喫煙者の割合が1〜2割程度と少なめだ。そのため、喫煙所で顔を合わすメンツもいつも一緒。そしてみんな無口で、とても会話に困ってしまう。せっかくの昼休みにそんな時間を過ごしたくない。だから僕はタバコを止めた。
僕は意思が固いわけでも我慢強いわけでもない。しかし、喫煙所はそれを上回るほどの苦痛だった。そのおかげで僕は楽にタバコを止められた。
と、非喫煙者からすれば止めてよかったねー、の話である。
が、しかし。喫煙者からすれば、本当に止めてよかったの? と疑問になる話である。
タバコを吸う。健康面からも金銭面からもいいことはない。それはみんな分かっている。吸うのを我慢して逆にストレスが溜まって不健康だ、という人がいるが、それは屁理屈だと僕は思う。最初から吸わなければ我慢する衝動は起きない。タバコを一度も吸わないで過ごせればそれにこしたことはない。
そうではなく、タバコを吸う利点は、コミュニケーションである。
僕が大学卒業後に初めてサラリーマンとして勤めた時、喫煙所でネットワークを広げ情報交換を行ったものだ。今の僕があるのも、当時の喫煙所のおかげだ。
喫煙所は時に会議をも上回る重要事項の決定が行われる。缶コーヒーを飲みながらタバコをくわえ、資料も議事録も存在しないただの会話が、全体を左右する大きなことになることは珍しくもない。
この場に居合わせた人間とそうでない人間では、情報量と信頼関係が段違いである。
僕は時々戦略的に喫煙所に足を運ぶこともあった。それぐらい喫煙所はコミュニケーションツールとして効果的なものだ。
タバコを吸ってサボっていると言われればそれまでだし、席を動かずもくもくと作業を行っている人が損をしているみたいで腑に落ちない人もいるかもしれない。しかし、喫煙者も健康やお金を犠牲にし、周囲の批判を受けて、その分利益を得ている。
最近の禁煙ブームで職場から喫煙所が廃止されているが、本当にそれがいいことに繋がっていくのか? 僕は必ずしもそうではないと思う。
最後に、僕の会社はコミュニケーションもないから廃止すればいい。
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