2015年11月20日
ScoovoC170と付き合うための工具
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ScoovoC170で造形したり調整したりするときに使用する工具を紹介します(写真)。
(g) はScoovoC170付属のベッドの高さを調整するためのドライバーです。それ以外は手元にあったもので標準の工具ではなく私の場合ということです。
(a) 綿棒 はエクストルーダの先端やアルミのヒーテッドプロックをきれいにします。200度位で射出のテストをしているときなど付着したフィラメントは軟らかくなっているのでこれで簡単に拭えます。手で触れてやけどしないように。
(b) ニッパー はフィラメントを装着するときに斜めにカットします。
(c) ピンセット はベッド上のごみを取り除きます。
(d) 小さいマイナスドライバー は出来上がった造形物をベッドから剥がすときに爪で隙間を作ることができたらそこに差し入れて剥がします。ただし、てこの原理で剥がそうとするとベッドに傷がつくのでベッドにドライバーが接触しないように使用しています。一度やってしまって黒い強化アルミに白い傷を作ってしまいました。反省しています。
(e) はさみ はベッドに貼るブルーテープを切断します。以前の記事の写真からわかると思いますが、私は何故かテープを45度の斜めに貼っています。テープは何度でも使用できます。剥がすときに浮いてきたら手で押して滑らかにします。
(f) 平やすり は「サポートあり」で作成したときバリをはがした後をきれいにします。
(h) ダイヤモンド小やすり 必要に応じて造形物の表面をきれいにします。
(i) 標準ドライバー これは電気工事士が使用するドライバーです。ScoovoC170のマニュアルに従ってエクストルーダー周りの作業をするときはこれ1本でできます。この長めの柄が奥のねじをはずすのに役立ちます。(g)の付属のドライバーは使用しないほうがいいです。ねじにぴったり合いません。こすってねじ山をつぶす危険があります。
(j) ウォーターポンププライヤ これも電気工事士が使うものですが、大きいはさみで造形物を剥がしたりするのに役立ちます。
(k)と(l) ラジオペンチとペンチ ヒーテッドブロックからノズルを取り外したりするときに使用します。アルミ合金は軟らかいので傷は最小限に抑えましょう。取り外したヒーテッドブロックを加熱しながら作業するときはラジオペンチでないとつかめません(こんなことはない方がいいですが)。
(m) 六角レンチ この一番小さいもの(1.5ミリ)はヒーテッドブロックからヒーターやセンサーを取り外すときに使用します(芋ねじを回します)。
今までで必要だったものはだいたいこんなところです。
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