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日本のバレンタイン

日本ではバレンタインデーの時期になると、最近ではどこでもチョコレートがたくさん売られています。20年も前であれば、確かに高級チョコレート等がデパートで売られることはありましたが、今ほどスーパーマーケットに有名高級チョコレートが売られることはありませんでした。しかし、それだけたくさんのチョコレートが売れるのかと思えば、それほど極端にチョコレートをたくさんもらったと言う男性は私の周りにはいません。最近のバレンタインデーの傾向としては、ちょっと意外かもしれませんが、女性が自分のためにちょっと高級なチョコレートを買って食べたりすると言うことです。少し前まではチョコレートを男性にあげるイベントという感じでしたが、今はそれだけではなく女性自身のご褒美の日というイベントにもなってきているのです。

それではお隣の国韓国では？

韓国も日本同様、基本的には男性にチョコレートを贈るというイベントの日です。やはり外国とはいえ、アジアの国であり立地的にも日本と韓国は近いですから、バレンタインデーの過ごし方等も似ているのですね。

またまたアジア。大国中国

さて、ここから少し変わります。アジアの国であっても中国の女性は気が強いと言われ、アメリカ人のようだと言われることがありますが、このバレンタインデーの過ごし方も日本や韓国とは全く違います。男性にチョコレートを送らないのならどのように過ごすのかと言いますと、男性が女性にプレゼントを贈る日なのです。日本と韓国とは全くの逆。そうであれば、「ホワイトデーは？」と思うかもしれませんが、ホワイトデーよりもこのバレンタインデーの方が重視されるわけです。また最近の若者の間ではお互いにプレゼントを送り合うといったような方法も取られているようです。これはある意味合理的だなと思います。なぜなら、日本でいうバレンタインデーとホワイトデーを1日で終わらせてしまうことができるだけではなくどちらかだけがプレゼントをもらってどちらかは何ももらえないということがないでしょうから。そして、その場でお互いに何をもあったか確認し合う楽しみもあることでしょう。

アメリカのバレンタインデー

アメリカのバレンタインデーはほぼ中国と同じです。これに付け加えて、日本の女性が最近行うようになってきた自分へのご褒美的に自分に何か贈り物をするという女性もいるようです。プレゼントに関してはこんな感じですが、恋人同士で食事に出かけたりするというのはどこの国でも同じなのかなという感じ。ただし、アジアの国に比べて、アメリカではそれほどこのバレンタインデーは注目されたイベントではないということです。これはおそらくこのバレンタインデーの本当の由来はそれほどよくないから。

日本のバレンタインデーのチョコはその後どうなっているの？

バレンタインデーは国によってその過ごし方は少しずつ異なるのですが、この大量に作られたチョコレートはどうするのか考えたことありますか？

実はこのチョコレート、アウトレットで売られていたり、ホワイトデーが過ぎた時点でなり激安で安売りされたりするのです。また、やはり特別なチョコレートでなくてはいけないのでどこのチョコレート会社であってもかなり高品質なチョコレートを販売しています。だからアウトレット価格でこのチョコレートをにゅうした場合、その値段以上に美味しいチョコレートが手に入ることになります。

ただし、いくら安くなったからと言って、季節限定のチョコレートは誰にでもわかってしまうものです。友達同士のティータイムではおやつ代わりとして提供することができると思いますが、誰かへのギフトとして贈る場合はちょっと難しい商品になります。（商品の出来としては最高なんですけどね。）

今後の日本のバレンタインデーはどうなる？

これはかなり難しいトピックですよね。今までは恋人や好きな人にチョコレートを贈るというイベントだったのがだんだんと変わり始め、今では自分のためというスタイルに変わりつつあります。また30台でも恋人のいない方も結構最近は多いので、独身（ここでの意味は恋人がいないということです）の方の割合がもっと増えてこれば、このバレンタインデーの時期には自分のご褒美のために高級チョコレートを買う日という感じになるような気がします。あるいは、チョコレートも高級になればなるほど値段も高くなりますので、これほど高級なチョコレート入らないと感じる人が多くなれば、バレンタインデーというイベントの規模自体がだんだんと縮小されていく可能性もあります。何れにしても、現状のオリジナルスタイルのバレンタインデーはいつかなくなってしまうのではないでしょうか？