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2018年06月20日

色が与える味覚への影響?!

様々な色の食材

オレンジ色の液体の入った便が目の前に置いてあります。皆さんはこの飲み物の正体は何だと思いますか?実際には着色された水なのですが、これを知っているから、味はしないと答えることができるわけです。この事実を知らないと、例えば、オレンジの味がするとかビタミン剤の味がするなど、思ってもいないような回答が飛び交うこととなります。

これは実際にフランスの子供達に行われたことがある実験なのですが、イチゴのような色に着色された水を子供達に飲んでもらったところ、イチゴの味がするとかイチゴの匂いがする等の回答が結構あったのです。この理由は、人間の視覚から得られる情報というのはこれほどにも影響力があるということです。

海外には時々存在するのですが、日本では青い色のクリームを使ったケーキというものはほとんど見かけません。本当に鮮やかな青色をしたケーキを目の前にしていると想像してみてください。どのような感じがしますか?美味しそうに感じますか?それともなんとなく気持ち悪く感じますか?青という色は人間の食欲を無くさせるような効果があるということです。

この色彩を応用した店作り

とてもいい例のお店といえばマクドナルドです。マクドナルドの暖色系の色の選び方はファーストフード店にとって理想といえます。基本は赤、黄色、オレンジ。オレンジや黄色は食欲を増してくれます。だからもっともっと食べたくなってしまうわけです。そして、赤というと闘争心を駆り立てる色なのですが、喧嘩をしたくなるというよりも落ち着くことができないという感じです。マクドナルドのようなファーストフード店はお客さんの回転率を少しでもあげたい。回転率を上げるということはそれだけお店での滞在時間が短くなる工夫をしなくてはいけないということです。必ずこの効果が誰にでも適用できるかというとそうではないのですが、理論的には赤色をお店に取り入れることによってお店の回転率を向上させることができるのです。

また、少しラグジュアリーな大人の空間といったような高級感のあるお店にしたい場合は、少し暗めの落ち着いた茶色系をお店の基本の色とします。そして、お店の照明も少し暗くしたりすることで、より一層エレガンスを体験できるようになります。

このように、様々なお店が自分たちのお店のジャンルに適した色を取り入れることで、必要とされる雰囲気作りまで可能とするのです。付け加えて、色が作り出した雰囲気のお店はそのお店で提供される食事にも影響を与えることとなります。先ほどのようにファースつフード店であれば、気軽に一人でも利用できるような雰囲気であり、食べ物のジャンルもフィンガーフードに近いようなイメージになることから、お客さん自体もそのような味だと想像します。一方、高級レストランのような雰囲気を色により作り出しているお店の料理は高級感があってより洗練された食材が使われていると想像するのです。それによって、高い料金設定がされていても、あまり不思議に思わないのです。

色に左右されないように自分の味覚をトレーニングする

色の力というのは実は物凄く、全てを虜にしてしまいます。だからこそ、日頃から色に騙されないように、本当はどんな味がするのか自分自身の舌で味わうことが大切です。簡単な方法だと、目を閉じて食べてみることです。ブラインドテイスティングです。最初のうちは、全く何もわからないかもしれません。極端にいうとキャットフード(ツナ缶のような種類)とツナ缶の味を比べたとしても、どっちがどっちかわからないということ。これもあるバラエティー番組で以前放送されていました。多くの方がキャットフードを食べて、これがツナ缶だというのです。それ位私たちは食べ物の味覚を理解せずに視覚の情報に頼りすぎているということです。視覚に頼ることが悪いことではありません。むしろ視覚があるからこそ、繊細なアートを取り入れた素晴らしい料理も提供される。しかし、折角の料理の味を理解できないということは、本来の素材の味が全く理解できないと言えます。せっかく食べるのであれば、やはりしっかりと素材の味を堪能した方がより食事を楽しむことができますし、その料理を作ってくれた方々も料理を提供できてよかったと思えるはずです。

小さい頃から食に対する教育を

フランスでは小さい頃から食というものの本来の味をしっかり理解してもらおうと、色を学ぶクラスがあるようです。最近の日本では、やはり欧米化してきた食事が多くなり、ジャンクフードを食べる機会が増えてきています。その結果、本当の素材の味を知らない又は理解できない子供も多いように思います。全ての基本は食ですから、やはり食を学ぶということを日本の教育にもどんどん取り入れていってほしいです。
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