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幼少期に親に連れられて行った美味しいお蕎麦屋さん

まだ幼かった私は両親と岐阜県の高山市に行ったことがあります。多くのことは覚えていないのですが、そばの美味しかった記憶だけはあります笑。しかしならがどのような蕎麦で高山のどのあたりにあったのかということはもう全然覚えていないというか、知らない。今でもそうですが、やはり美味しい食べ物の記憶というものは簡単には忘れられないですね。特に子供の頃なんてショッピングが目的でここに行きたいとかないですから、美味しい食べ物でお腹の中が満たされる記憶が最も重要なものだからこそ、大事な記憶として今でも残ったのだと思います。

ある時点までは実は別にこの東山の情報は知らなくても良かったのですが、たまたま海外の友人が日本に遊びに来ることになり、下呂温泉に行ってみたいというのです。もうホテルも取ったし、一緒に行こうと。（そういうプランが決まっているなら、もう少し早めに教えて欲しかった〜）仕方なく、なんとか都合をつけて一緒に下呂温泉へ行き、その翌日高山に行くというスケジュール。お昼を高山で食べてから京都へという感じだったのですが、とにかくここで問題となったのはランチを高山で食べるということ。

下呂は今までに何度も行ったことがあったのでどこでご飯を食べようかなんてくらいに余裕だったのですが、高山は全く知らない。それで両親に蕎麦屋さんの名前を聞き、なんとかその場所を探し当てたのです。

かなりの名店東山

朝早くに下呂温泉を出発して、宮川の朝市を目当てに高山へ。まだ雪が残っていて所々氷状になっていて少し危ない道のりを行き、宮川の朝市に到着。それが、野菜が高騰した時期と重なったためなのか、悲しいほどに期待はずれ。（こんな早くに高山来て残りの時間はないをするんだ〜！）仕方がないので、街をふらふら歩き、少し観光名所巡りをしていたら、お昼の時間になったので、東山に行きました。実はこの東山は蕎麦通も結構訪れる名店のようです。（よく私の両親こんなところ知っていたな笑）東山の蕎麦へのこだわりは半端なく、そばから自分たちで作っており、自分たちで作った蕎麦を自分たちで挽いて、蕎麦を作りお店で提供しているのです。こんなお店私はここ以外には知らないです。

ともかく、お店に入ってメニューを見ていたらすごい文字が目の中に飛び込んで来ました。「ざるそば食べ放題」。まじですか？しかも値段は手頃。（確か1000~1500円くらい）迷わず食べ放題を注文して待っているとざるそばが運ばれて来ました。白っぽい蕎麦です。一口食べて見たら、コシのあるそばでしかもしっかりと冷えているから最高に喉越しがいい。なんだかんだで4枚も食べてしまいました笑。東京の麻布にも超有名な蕎麦屋さんがあり、美味しいと聞いたので行ったことがありますが、店員さんは不愛想で出て来た蕎麦もびっくりするような味でした（ネガティブな意味でびっくりです）。なぜあの店が美味しいと言われているのか不思議で仕方がないのですが、名店といっても全国的には名前の売れていない東山の方が数段上の味を提供してくれます。私は蕎麦も大好きなんですが、この後の蕎麦湯がとても好きなんです。どろっとしたそば粉が溶かされているのが一番好きです。しかし、こういう蕎麦湯を提供してくれる店はほとんどないと思いながら、蕎麦湯を待つことに。

さすが！最高の蕎麦湯です

しっかりとどろっとしたとろみがある最高の蕎麦湯が運ばれて来ました。こういう蕎麦湯はなかなか冷めないんです。だから、こういう寒い時期に飲むと心から体を温めることができる。蕎麦湯までお代わりをしてしまい、ごちそうさま。最初は高山なんて着るべきではなかったと思った私たちですが、蕎麦を食べ終えた私たちは非常に満足し、「いやー高山に来てよかったね。」と二人とも意見が一致。（非常に単純の私たちですが、やっぱり美味しいものが食べられるなら行く価値はあると思います。）

また蕎麦を食べに行きたい東山だけど、行くまでが大変だから行けていない

やっぱりあれだけ美味しい蕎麦だと時々東山の蕎麦を食べたくなるわけです。しかし、私は高山に行く機会は全然なく、高山まで車で30分で行けるような場所に住んでいません。だからどうしても躊躇してしまうんです。今度誰か友人が遊びに来て高山周辺に行こうと言われれば、そこしだけ羽を伸ばして高山で蕎麦を食べる計画を立てようと思っています。もし美味しいお蕎麦を探している方がおられれば、この高山の東山お勧めします。