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2017年04月21日

凄く極端な育ち方の人間に衝撃を受けた








325: 名無しさん@おーぷん 2016/12/19(月)22:07:04 ID:TiP

凄く極端な育ち方の人間に衝撃を受けたな

当時小学5年生。同級生に「モテる」という意味でほぼ完璧な男子がいた。
・言うまでも無く校内で一番の美男子
・当然校内一の長身
・当然校内一の俊足
・成績学年トップクラス(中学受験も多い地域だったので結構なステータス)
・地元のサッカーのクラブチームで背番号10
・クラスのリーダー役を毎年務める
素行も良かったしザ・模範生みたいな子だった。
両親も、教師も、当然周りもその子のことを悪く言う人は殆どいない。
ハブられてる子がいても積極的に手を取りに行くし、もはや彼=正しいみたいな風潮すらあった。
それでいて異性は「見た目より中身」と言い切る。

転校生だった私はそんな彼と彼の扱いに凄く違和感を覚えていた。
外見などどうしようもない理由でハブられてる子に対して「悪い子としたならみんなに謝って、仲直りすれば一緒に遊べるよ」とよく言っていたから。
本人に直接、「名指しで貶されたりしたことがあるか」と聞いてみたことがある。
なんと彼は「(物心ついてから)悪いことはみんなに迷惑になるからやったことない。だから怒られる事なんて無かったよ。」と。
衝撃だった。確認したら彼は「悪意を持って貶される」と「よくないことをしたから叱られる、怒られる」の違いが分かってなかった。
彼は「悪意」を知らない人間だった。
自分に悪意を向けられたことがない(あるいはそれに気づかない)から、性善説100%の考えしか持っていない。
だからハブられる理由が「ノロマだから」、「不細工だから」だったとしても理解できないし、そういう発想がない。
嫉妬から文句を言われても、「自分の性格に治すところがあるなら言ってくれ」と違う方向に受け止める。

私は、彼が「どうしようもない悪意」や「外見など言われても治しようがないもの」が存在することを根本的に知らないから話がかみ合わないのだと気づいた。
そして彼をそんな風にした周りにも衝撃を受けた。

私の母に話を聞いてみると、彼の両親は「怒らない育成だからこそ良い子に育った」と自慢げだったらしい。
母も彼のことはあまりにも偏っていると思っていたと聞いた。

私はそのまま1年ですぐ転校してしまったが、彼がどうなったのか気がかり。
さすがに思春期に入れば人間関係のトラブルを一つや二つ経験するだろうが、彼にスクールカーストなんて無縁かもしれない。
こういうことを言ってはいけないだろうけど、あれはあれで一種の「化け物」に思えてならない。


posted by saya813 at 13:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 衝撃
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