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2022年11月30日

市民マラソン大会への切っ掛け

こういう陸上競技の大会に参加するのは、初めてで、
こんなに盛り上がっているとは思いませんでした。
「なんだ?コリャ?」状態でしたよ。

駅伝競走ですから、チームごとにあっちこっちでアップしたり、
ストレッチしたり、ミーティングしたりと熱気に満ちてました。
あとスポンサーや協賛のスポーツショップなどがたくさん出店
していて、参加選手も応援者も入り乱れ大賑わいでした。
ビギナーの私からすればカオスみたいな状態でした。

いよいよスタート時間が迫ると、アナウンスが流れ、第一走者が
スタート位置に集まって来ます。

スタートエリア一帯では、サロメチールの独特の匂いがたち込め、
第一走者は脚を叩いたり、屈伸したりと何とか緊張を和らげよう
とする人や仲間の応援に応える人など様々な光景がありました。
この時は、自分の番ではないけども「いよいよ始まるんだ」と
私も緊張しました。

スタートのピストルが鳴らされると、緊張はますます高まって
じっとしていられなくなったので、落ち着かせようと人並みに
アップなんぞしてました。

第一走者から第二走者へ襷が渡れば、もう緊張はMAXです。
「わっー、次、俺じゃん」と居ても立っても居られないような
感じですが、待つしかありません。

第2走者が帰ってくる時間前にスタート位置に並ぶのですが
いやぁ、待ち時間がとても長く感じられます。

一応、本人から予想タイムを聞かされているので、それが目安
なのですが、腕時計を何度も見ては落ち着かずに膝屈伸したり、
肩を回したりしてました。
第一走者は走り終わっているので、チームの応援と第2走者の
接近を知らせる役をしてくれてました。

スタート位置に並んで7、8分過ぎた頃に私の名前を呼ぶ声がして、
そちらを見ると第2走者がもう来ると合図をくれました。
「とうとう、俺の番か!、死なん程度に走ろう!」とわけのわからん
ことを考えてました。
しかし、襷を受け取ったら、怒涛の走り(あくまでも個人的に感じる
表現です。)をしてしまいます。

知らぬ間にハイペースになり、息が苦しくて足がもつれそうになりながら
走ってました。もうだめだと思っても次の走者がいるから止めるわけには
いかないのです。ここで止めて自分の努力だけが無駄になるなら諦めが
つくのですが、走り終えた二人とこれから走るために待っている者の努力
まで無駄にするなんてできんですわ。人として。「駅伝、恐るべし」です。

コースの両脇では走者を応援している歓声が響いてました。走りながら
見えてはいますが、余裕がないので「頑張れ〜!」と声をかけられても
言葉を返すことも動作で応えることも出来ずにひたすらゴールを目指して
走ることしかできませんでした。

もう、吸って吐いてるのか、吐いて吸ってるのか、わからんようになって
オーバーペースで、息も絶え絶えになりながらも何とか最終走者に襷を繋ぐ
ことができました。

私は襷を繋いだ安堵感とは別に「もう二度と走らんぞ」と誓っていました。
後日、徐々に達成感が湧いてくるまでは。

<次回に続く>

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posted by J J at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ
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福岡在住です。 本業は設備機器管理の仕事をやってますが、確実に収入源となる 副業を探してます。 人生、なかなか思い通りには行かないもんです。 夢は、運転手付きの車だったり、別荘を持ったり、平屋の大邸宅を建てることだったりと色々ありますが夢は夢なんですかね。 そうは言っても千里の彼方への道も最初の一歩を踏み出さないと 始まりません。 ゼロワンです。0を1にする。これが大切だと思ってます。
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