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2022年07月24日

季語「立秋」俳句十選





8月の7日・8日は、二十四気のひとつ「立秋」です。まだまだ、暑い時期ではありますが、暦の上では、この日から秋になります。
ちょうど、夏至と秋分の中間にあたります。立秋からの暑さを残暑といい、暑中見舞いから残暑見舞いに変わります。

古今和歌集には
秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれる
という藤原敏行の和歌があります。


一.立秋や 時なし大根 また播かん  高浜虚子

二.秋立つや こつこつと越す 跨線橋  大野林火

三.秋立つと 聞く夜寝もせす 水の音  尾崎紅葉

四.秋立つと 出て見る門や うすら闇  村上鬼城

五.秋立つや ほろりと落ちし 蝉の殻  正岡子規

六.風鈴も 秋立つ音と なりにけり  高橋淡路女

七.佐渡見えて 能登の岬に 秋立ちぬ  清原松園

八.立秋の 日除ふかぶか おろしけり  鈴木真砂女

九.山坂に 馬の足掻きの 秋立つ日  千代田葛彦

十.秋来しか さながら冷ゆる 夜の汗  森鷗外

森鷗外の俳句は意外でしたので、選ばれました。

十選の中で、私個人としては、高橋淡路女さんの句、風鈴も秋立つ音となりにけり が一番好きな句です。





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