2011年03月16日投稿。
※投稿時より過去の作品です
吐いた息が、白く、空気に溶ける
身体の温もりが消えるから、君は、上手く笑えない
小さく紡がれるのは、確かに、昔聞いた波長
消える、吐息
溶けゆく、四肢
冷えた手を握り返しても、あの日の約束は、戻らない
嘘をつきながら歩いていく
嘘を重ねながら生きていく
それでも、共に進んでいくということ
嘘で固められた関係であっても
刻んだ証が消えないから――
タグ:2011
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