もし君に手紙が届くなら

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。











「no-title」　2011年01月05日投稿。

※投稿時より過去の作品です

生きるために残酷になるのか
生きているために残酷でいるのか
判らないけど
君を
傷付けたという事実は変わらない
きっと
これからも
傷付けながら生きていく

生きるために残酷になるのか
生きているために残酷でいるのか
判らない
判らないけど
どちらにせよ
残酷であることで
一人の自我を保っている
悲しいことだけど
解っているだけでも
嬉しいことだから




「no-title」　2011年01月07日投稿。

※投稿時より過去の作品です

素敵な夢を見た
貴方が傍にいて
肌を重ね合って
貴方は悦んで
それなのに、私は、ないていて

素敵な夢を見た
貴方が傍にいて
そっと触れ合って
貴方は微笑んで
それでも、それは、夢だった

幸せだったと悦ぶべきか
幻だったと哀しむべきか
答えはなくて
それでも
私は幻を幸せと悦んでいて
愚かだと、自分を責めてみたいのに
素敵な夢は
今も
私を苛み続けていて
それならば
いっそ幸せだと思い上がりたい




「no-title」　2011年01月14日投稿。

否定に対し
逃避で応え
それがどちらも拒絶であると
理解を及ぼしながら
好転を望むことほど
愚かしい行為はないというのに




「no-title」　2011年01月19日投稿。

消えてしまう消えてしまう消えてしまう
もうすぐここから消えてしまう
行かないでって思うのに
後押ししてる自分もいる
何だこの矛盾

あぁ、
消えてしまう消えてしまう消えてしまう
もうすぐここから消えてしまう
消えてしまう消えてしまう消えてしまう
行かないで、すら
言えないまま
ありがとう、すら
残せないまま

ごめんなさい、でも
縛れないまま？




「no-title」　2011年01月25日投稿。

幸せを口いっぱい頬張って
それなのに
どうして次を望んでしまうのかしら




「no-title」　2011年02月02日投稿。

居場所を掘り出したところで
結局
同じ囲いと考えてもらえない




「no-title」　2011年02月28日投稿。

歩き続けてみたら
いつか
行きたい場所に行けるのかな




「no-title」　2011年02月28日投稿。

届かないと気付いたら
歩くことを止めるの
それ以上
無意味に傷付いてしまわぬように

届かないと気付いたら
歩くことは止めないで
もと来た道を繰り返すの
そうすれば
無意味な時間を振り返れる気がして

どっちにしろ
アタシはずっと
進めないまま




「no-title」　2011年03月10日投稿。

いっそ死んでしまえたら
なんて
願うほど傲慢で
求めても無駄だと感じてるのに
求めるのを止められないから
いっそ死んでしまえたら
全てなくなって
求めるのを止められるから、きっと




「no-title」　2011年03月11日投稿。

それでも世界は回ってるし僕は生きている




「no-title」　2011年03月15日投稿。

僕はずっと独りだから、
皆といる時ぐらい、一人にしないでよ
そんな我儘を言えるほど
僕は愛されてなんかいなくて
だから
一緒にいる時だけは
慕われてるって、フリをする
だって、
その場限りでも楽しくなくちゃ
どうせ僕は
独りなんだからさ




「no-title」　2011年03月15日投稿。

支えてくれる人がたくさんいるのに
手を伸ばさないなんて
君は卑怯だよ
そうやって一人悩んでるフリしてさ
いざという時君を選んでくれる人はたくさんいて
それで孤独を気取るなんてさ
本当に独りな私はどうすればいい？




「no-title」　2011年03月15日投稿。

誰か紹介しようか？
彼氏いない歴＝年齢の僕に君は言う
でもさ、考えてみろよ
恋する気持ちを忘れてしまった時点でさ
僕の敗北は決まってる




「no-title」　2011年03月15日投稿。

愛してると言ったら
愛してる、と返ってきた
自分が愛されるなんて思わなくて
自分の手を引っ込めた
信じて、いなかった
愛していたのに？

君って、とても傲慢なんだね




「no-title」　2011年03月15日投稿。

人を羨んで
そのくせ何もしない
自分で考えて
答えが何も出やしない
頭ん中がぐちゃぐちゃで
結局最後には
やっぱり羨んで終わったよ




「no-title」　2011年03月31日投稿。

※投稿時より過去の作品です

孤独になりきれないから
僕は詩人になりきれないんだ
ずっと人を求め続けて
要ると言われることを求めているから
たぶん
ずっとこの歌は届かない

君の脳髄を溶かしきるほどの想いを
孤独でないから歌えない

そう、思い込みたい

ひとりの秋




「no-title」　2011年03月31日投稿。

※投稿時より過去の作品です

嫌いだからと蔑ろに出来るほど子供でもなくて
相手を立てるほど大人でもなくて
ぼくはこんなにも、ちっぽけだ




「no-title」　2011年04月26日投稿。

流れていきたいのに
風は冷たくて
それを許してなんてくれないんだ




「no-title」　2011年05月06日投稿。

「届かない」と嘆くよりも
「届けたい！」と叫びたいよ
僕の発したこの声は
君の胸を抉って心臓奥深くに届くから




「no-title」　2011年06月30日投稿。

世界なんて潰れてしまえばいい
君のいない世界なんて
生きている意味もない