もし君に手紙が届くなら

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年07月09日投稿。











「no-title」

触れ合うことに
飢えていたのかも
だって今
君と話せてすっごく嬉しい




「no-title」

凍てついた空間
そこに集う意味はもはや失せ
それなりに
君に触れるにはそこしかない




「no-title」

大丈夫
久しぶりの君と
すっごく楽しい
だから、まだ、大丈夫




「no-title」

自分を見出だせないのに
自分の居場所を見出だそうなんて
烏滸がましくて
馬鹿みたい




「no-title」

世界が歪んでいく
独りに甘え過ぎたから
世界が置き去っていく
もう、居られない




「no-title」

時間
刻々と
感情ごと
蝕んでいく