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2019年05月20日

「それはたぶん自身が一番嫌いなもの」

「無意味な言葉が僕の翼になる」より。
2010年07月06日投稿。



掃き溜めのような言語
逃げる術さえ忘れた
思い出す中に依る辺もなく
それでも尚生きようと
それは一見滑稽で
でも
そこまでの執念があるからこそ
生きるにふさわしいと思うんだ











生きることを簡単に止めてしまうようなのは嫌い。複雑に止められても困るけど。
ある交流サイトで、日常をとてもキレイに描く人に会った。
僕の歪な言葉とそれは全く相容れないから、僕はその人に焦がれた。
同じサイトで、とても素敵な世界を紡ぐ人がいた。その世界に引き込まれて仲良くしてもらっていたのに、失ってしまったその人に掛ける言葉を僕は持たない。
同じサイトで、現実に苦しむ人がいた。その人の苦しみは能天気な僕じゃどうしようもないほどで、正直醜くカッコ悪かった。
だからこそ、生きてほしいと思った。
伝えたいことはたくさんあるのに言葉にならない。
僕は言葉を弄んでいるような生き物だから、意味のない言葉を連ねるだけならきっと容易い。けれど、本当がこもっていない言葉なんてただの文字列に過ぎないし、響く音もありゃしない。
僕とは違う場所に生きて違う考えを持ったそれぞれ素敵な人だから、本当のない言葉を言っては失礼だし、そんな薄っぺらな関わり方するぐらいならもともと関わらなかった。
う〜ん。
何か伝えたいことがあるのだけど、僕がそれを言うと嘘になる気がする。
というか如何にも偽善的。
気持ち悪い。
偽善が一番嫌いなのにそれを行ってまで近くにいたいなんて浅ましくもなれないし、なりたいとも思わない。だから本音を綴れるまで口をつぐんでいるけど…。
それもどうなんだろう。

何が偽善的って、その苦しみを僕が与える側の生き物だってことが、ですけど。
タグ:2010
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