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2022年10月18日

僕はいつも届かなくなった命に手紙を書きたい

分かれ道、いつだって別れ道だった
いろんな命に言葉(ハモノ)を刺して
僕はいつも
解ってくれよと喚き散らして
分かってもらえないまま別れていく
喚き散らして命に傷を付けてしまったら
きっと
一緒にいてはいけない存在に成れて
独りになれたんだ
それなのにどうして
いつもそうやって命に言葉(ハモノ)を刺して生きてきたくせに
どうして
いつまで経っても届かない言葉(オモイ)を綴りたくて仕方がないんだ






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posted by samanyanko at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

2022年10月17日

君を忘れられる気がした

君を知らない頃の言葉に溺れてしまえば君を忘れられる気がしたのにね






タグ:2022

2022年10月16日

僕はいつも僕を決めつけている

何処にも行けない
行きたい場所があるのに
そこに自分が居てはいけないかのような
周りは無邪気に居場所を見つける
僕の居場所はそこにはない
そうやって
僕はいつも
周りを決めつけては
自分一人の世界に閉じこもる
あぁ、
本当に決めつけているのは
自分自身なのにね






タグ:2022
posted by samanyanko at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

2022年10月14日

選らんで捨てて、もう何もない

計9篇。




「選んで捨てて、」

択って択って選りすぐりの時間を遺すのなら
きっと過ぎた時間の大半は捨ててしまうべきなのに
どうしてだろう
拾って集めた思い出が
宝箱から次々溢れ出して
もう
どうやってもしまいきれない
ねぇ
ねぇ
選んで択って、拾って捨てて
僕の生きた欠片は君の心に残ってますか?




「優しい嘘だけ残っていればいい」

いつか壊した世界の思い出が
今壊れた世界で途方に暮れてる僕を支えてる
ねぇ
君の心に傷を落とした僕の優しい嘘は
まだ君の心を抉り続けているかな?




「取捨選択」

耳障りのいい言葉だけを選んで
心地好い愛の声だけ別けて宝物にしまったら
捨ててしまった伝えたい気持ちなんて
全部なかったことにできるのにね




「硝子片」

隙間があったことは気付いてた
埋められないことも気付いてた
だけどどうして
一緒にいる楽しいに負けて
隙間を見て見ぬふりをしてしまったんだ
どうせ割れてしまうなら
なるべく綺麗なままの方がいいに決まってるのに
あぁ、また、
綺麗に作ってきたはずが、粉々だ




「どうでもいい」

どうでもいいと切り捨てて
それでも目を話せなくて
要らないものが増えていく
どうでもいいなら捨てればいい
それなのに
大切な人の大切だから
どうでもいいのに捨ててしまえない
そしてまた
今日も僕は毒を吐く
自分の毒に
自分で侵されながら





「それでも生きていればそれでいい」

生きていればいい
君の笑顔がそこになくても
生きていればそれでいい
平行線が交わることがなくても
生きていれば、それでいいんだ
その感情の名前を
僕は知らないふりをして
愛に飢えていると嘯いた




「なくなったところで」

僕の世界がなくなったところで
誰かの世界が壊れたりなんてしないんだ
僕の世界がなくなったところで
どうせ皆
後味が悪いだけで
悲しいなんてないんだろう?





「その事象に名前を付けたけれど」

恋とか愛とか
ただ君に生きていてほしい
ただ君を生かしたい
そんな傲慢な感情と
それに基づく僕の行動に名前を付けてみたけれど
恋なんて淡いものでもなくて
愛なんて深いものでもなくて
付けた名前にそぐわない自分を傷付けた
本当は
その事象に名前なんてなくて
ただ
目の前に君がいればよかったのに
もう
言葉の傷だけが残って目の前には何にもないや
僕を支配した傲慢な感情は
今も僕を傷付けています
君を支配した傲慢な感情は
もう
君の中から消え去って
君は笑顔で生きていられるのかな
そうだといいな
そう願うことが
最後に残った君へのアイなのかもしれない




「もう、何もない」

それでも壊れた硝子の破片は
僕にとっては大事な時間の集まりで
きらきら光って
君の心に何もなくなったその後も
ずっと大事なまんまだよ
例えそれが
心を刺すだけの光だとしても











それでもずっと大切だったことは消えないし、大切だった人を傷付けて終わった事実も消えないし、あぁ、僕はいつも、皆が簡単に捨ててしまえるものを、捨ててしまえないままだなぁ。
さまにゃんこでした。
posted by samanyanko at 13:00| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

sweet or ...? 2

貴方を待っていた場所で
もう来ない貴方を探している
ほろ苦いのはビターチョコのせいにして
しょっぱくなった思い出に
喉を焼くような甘さで蓋をした
ねぇ、
もう何にも残ってやしないわ
ねぇ、
それでも探してしまうの
もう来ない貴方の面影を

Re221013.jpg
「ザクビタチョコバナナスペシャル」




※鏡音リンレンコラボ三年間ありがとうございました






posted by samanyanko at 00:15| Comment(0) | TrackBack(0) | other

2022年10月12日

世界に綺麗が満ち溢れているわ

世界に綺麗が満ち溢れてるわ
目に映る全て輝いているわ

だけど
どうして
世界の端っこにすら
私はそぐわないのかな
だけど
どうして
望んでしまうの
私も輝いていたい、と――






タグ:2022
posted by samanyanko at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | lylics

2022年10月09日

君は過去形、僕は進行形

pixiv別名義より。
2017年9月9日00:15投稿。
※現在pixivでも掲載中です、追々pixivでは削除する予定です




ぼたぼたと雫が落ちる。
雨がアスファルトを濡らして独特の匂いがふんわりと世界を包む。
僕はナイフを自分の腹に刺しっ放しで、雨に濡れながら歩いていた。
抜いたら出てくるんだろうな。
お気に入りのコートだったのに。
黒のトレンチは、赤黒い液体で染みになっていた。
口から血が出てこないから、大したところに刺さったわけじゃないのだろう。
僕は部屋に帰って風呂場へと向かう。
止血用のタオルを手に、刺さりっ放しのナイフの引き抜くと、一気に血が噴き出して、少しふらついた。
お気に入りのコートを脱いで、シャツの上から傷口にタオルを当てる。
ぼーっとする意識を何となく保ちながら、僕は血液が止まるのを待った。
大したところに刺さっていないからだろう、暫くして血が止まったようだった。
引き抜いた時に血が噴き出しはしたが、少し噴き出した程度で止まったようだった。よかったよかった。
本当に、恐ろしいことがあるもんだ。
僕はタオルを当てたまま、先程を思い出す。
どうして君が僕を棄てたくせに、君に刺されなきゃいけないんだ。全く、酷い話もあったもんだ。
僕は血が止まった腹部の傷に、そっと指を突っ込んで見る。
僕の身体の中はどくどくと熱くて、まるでいつかの君の中みたいだ。
そう思うと、自然、僕は僕を抑えられなくなる。
君はもう、同じアパートにはいないのにね。

おしまい






タグ:2017

僕は僕を忘れてしまった

pixiv別名義より。
2017年8月22日05:50投稿。
※現在pixivでも掲載中です、追々pixivでは削除する予定です




僕は壊れてしまったから
君の手で棄ててほしかったんだ
自分が壊れたことも解らなくて
蔑むような瞳が怖くて
全ての声が脳髄を蝕んで
もう
誰も彼も蔑ろだ

それなのに、
どうして心が焼き切れても
壊れていくばかりで
完全に止まってしまえないんだろう











君に恋をしたのは一体誰だったんだろうね。そんなお話。
タグ:2017

果肉を啜る音がする

※十年以上前、大学生初期の作品です
※当時運営していた個人サイトに載せていたものです、近々形にしたいので再掲することにしました




果肉を啜る音がする
貴方の口から垂れる汁
甘く囁く声がする
この果実こそが禁断の証






タグ:2007

2022年09月20日

森は幻、霧の中

霧に隠れた森の中で君と踊る
さよならばっかり詰め込んだ、愚かな愛の唄

真っ白世界迷いこんだ
鬱蒼と繁る森の中
懐かしい声を聞きながら
独りぼっちで歌っていた
真っ白世界迷いこんだ
誰にも愛されないままだ
それでもここは心地好くて
独りぼっちで浸っていた

真っ白世界暮らしていた
何にも見えない森の中
懐かしい声を想いながら
独りぼっちで歌っていた
真っ白世界暮らしていた
誰にも愛されないままだ
それでも君はやってきた
僕の世界にやってきた

いつか失くした唄の欠片、君が拾って笑っていた
光が射した森の中で、君は確かに其処にいた

霧に隠れた森の中で君と踊る
初めましての感情は、愚かな愛の唄
霧に隠れた森の中で君と踊る
愛されないと驕っていた、愚かな僕の唄

真っ白世界続いていた
外の世界が知りたかった
柔らかな声を聞きながら
二人で何処か行きたかった
真っ白世界続いていた
芽吹く愛しさに戸惑った
それでも愛に甘えたまま
二人で何処か生きたかった

真っ白世界霧が晴れた
それほど君が眩しかった
柔らかな声を想いながら
君に届けと歌っていた
真っ白世界霧が晴れた
君の隣が温かくて
失うことも忘れるほど
君の優しさに浸っていた

いつか拾った唄の欠片、誰にも渡せずしまいこんだ
本当は大事な君の中、ちゃんと渡してあげたかった

あー…、

霧に隠れた森の中で
ずっと踊っていたかったのに、のに、
どうして、どうして、
独りでいれば傷付けずに
傷付けられずに済んだのに、のに、
僕はまた傷付け傷が癒えないまま自分が疎くて壊し出した、世界
もう
届かないや、あーあ…、

霧に隠れた森の中で独りで踊る
愛されたいと驕っていた、愚かな愛の唄
さよならばっかり詰め込んだ、愚かな僕の唄











十年以内に曲を付けます!
という曲が溜まり続けていますが、この曲も、十年以内に曲を付けます!と、宣言だけしておきます。
さまにゃんこでした。
タグ:2022 2019
posted by samanyanko at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | lylics
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